学習塾 志気進研

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<貴重な経験のチャンス>

2007年08月10日 | 言わせてちょ~だい!
早いもので今日は8月10日。

今日で志気進研の夏期講習は一端中断。

11日から15日はお盆休みとなっている。
(休んだ為の補習や個別強化講座の生徒は塾に来る)


小学生とは違い、中学生になると連日、

部活や塾で結構ハードな夏休みとなる。

唯一、連続の休暇となるのがこのお盆の期間だ。

志気進研としてもそれに合わせて休みとしているのだ。


塾生の中には、両親の実家に帰省するなど、

貴重な時間を過ごす子が多いようだ。

どこに行くのか尋ねたところ、全国各地様々であった。


聞いていると行ったことのない場所もあり羨ましく感じる。

まあ、何度も行っている子にとってその場所は当たり前なのだろうけど。


どこに行くにしろ、その経験は貴重な財産となる。

その土地の自然・文化・歴史を肌で感じ取れる経験だ。

正にそれが勉強への興味の入り口ともなる。


僕自身ことも振り返ってみると色々と経験させてもらった。

今考えれば、感謝の気持ちでいっぱいだ。

その実体験の話はまたその内に。


どれだけの興味をもたせてあげられるか。

どれだけの知識を植え付けさせてあげられるか。

これは親の腕の見せ所だろう。

「あ~!楽しかった」だけではない

プラスαの経験をさせるべきだろう。


分かりやすい例としては、博物館や美術館、

歴史的建造物や遺跡を見学することだ。

知っている知識を現物を前にして説明してやるのもいいし、

新たな発見に対して一緒に驚くこともいいだろう。

その知識は、教科書の上だけのものではなくなる。

平面よりも立体の知識のほうが忘れにくいだろう。


または、その土地の気候の違いを感じるのもいい。

埼玉の夏と比べて、より暑いのか、涼しいのか。

なぜそうなのかを聞いたりすることができるだろう。

今後も自然環境の変化に敏感になるかもしれない。


目的地までの交通手段やルートを一緒に考えたり、

決めさせたりするのも面白い。

なぜそのルートを選んだのかを説明させてみる。

もっと良いルートがある場合には、助言を与えてみる。

考える癖が身に付くきっかけになるだろう。


一番残念なのは、子どもの頭や心に経験が何も残らないこと。

どこへ行ったのか。何をしたのか。どう感じたのか。

を聞いても、反応が悪い子がいるのだ。

どこへ行ったのかよく分からない。

内容が断片的だったり、その時の感情が希薄だったり。

言い方は悪いが、ただただ金魚の糞になってしまっているのだ。

これでは、勉強の入り口に対する折角のチャンスを

生かしきれていないということになる。


楽しさ99%でもいいが、1%でも何か残るものを。

自分自身で考える機会を。

それを旅行に出掛ける塾生たちには期待したい。

今しか経験できない良い思い出を作ってね。


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