先日、譲って頂いたアキザキナギランの花が開きました。
開いてから徐々に首を擡げ、
正面を向き、堂々と力一杯
今年の成長の集大成を表現してくれました。
台湾と対馬にしか産しないとの事ですが、
調べてみますと、紀州・四国・九州の一部、
沖縄などに分布しているようです。
対馬は北限なんですね~。
葉縁には鋸歯が無く刃先は鋭く尖っています。
が、刺さるほど硬くはないですよ。
花径三センチ~4センチの緑色花で、
いわゆる万歳咲きの
清々しい印象で、
棒心の条線と舌点のバランスがGood!
寒蘭と同じように地下茎
(直根)で増え、
木が上に上に成長していくので、
植え付ける必要がありそうです。
成木になると、一茎多花性で花芽も数本出るようになるので、
もう少し賑やかになるでしょうね。
しかし、この小木に咲いた一輪の花も可愛いものです。
花の首の所に蜜が付いてるので香りが有りそうですが、
いくら嗅いでも匂いを感じません。
蜂や蝶にしか判らない香りかも・・。