「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

対馬蜂蜜。

2011年01月05日 | 日記

年末から時化続きの対馬ですが、

いい加減に凪いでほしいな~、、

漁師の方々には大漁祈願!!

昨年11月に

第一回対馬蜂蜜コンクールが開催され、

数多くの出品が有ったそうです。

入賞者の方々にはお祝い申し上げます。

蜂蜜の糖度を計りますと、

良いものは80度以上、、

過去には84度の蜂蜜も有ったそうです。

対馬は、

洋蜂などの外来種が混在しない

純粋な日本蜜蜂だけが生息する

島だと言われます。

私が考えますに、

本土のように

ビニールハウスで果物栽培が盛んではなく、

「対馬に居る蜂を使って、取れたしこ…」

という気風がそのまま対馬蜜蜂を

守る事に繋がったのでしょう。

Img_0660

画像は実家で採れた蜂蜜です。

左右では採取蜂胴が違うそうです。

採取ホヤホヤの蜂蜜は、

左側中央の澄んだ濃い目の琥珀色一色をしていますが、

日が経つにつれ、寒を感じるにつれ、、

何かの結晶のようなモノが沈殿、、

または浮遊してきます。

何も混ぜていないし、

熱も加えていないのに、

こんなふうになるのです。

我が実家の蜜は良く濾されている方だと言われます。

味も成分も何ら問題な いのですが、、。

対馬農協などで販売されてる

「ビン詰め蜂蜜」を

蘭鉢を買いに行くついでに見るのですが、

いつ見ても蜜色一色なのです。

不思議に思っていたので、

正月に帰り、話し込んでしまいました。

蜂蜜は栄養豊富で滋養強壮に効く食物だと言われますので、

見た目良く、安心して頂いてほしいですもんね。

濾す作業は、各家庭の秘伝?

のようなものですから、

上手な人ほど簡単には教えてくれません。

分離するような現象と、

分離するような現象にならないのではないか?

という一つの案も話し合ってきましたので、

来年度の蜂蜜は、

何処に贈っても恥ずかしくない品物となるでしょう、♪。

追伸、、(.対馬市.ニホンミツバチ.部会.)によりますと、

白っぽいモノは、ブドウ糖の結晶らしいです、、

ブドウ糖が多く含まれるほど結晶し易いそうです、、。

が、自分なりにあと一歩実験してみようかな・・。

それと、(.厚生省.)によりますと、

満一歳未満の小児には蜂蜜を与えないで下さい、、との事でした。

コメント (2)
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