「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

拝啓、お元気でしょうか。

2012年02月28日 | 対馬蘭雑記

屋内に冬籠もりして二ヶ月、

恵蘭(大明蘭)・鶴ノ華が咲きました。

Img_1523

水遣りの時には8時間程、

一桁の温度にさらされ、

家内に人が居ない時には

加温をしないのですが、

夜間はエアコンを入れるので、

20℃から25℃には加温されてたようです。

今度は、

朶々香と中国春蘭と

日本春蘭の開花に向けて

調整をと考えています。

いつの間にか、

朶々香・富紫荷の蕾が横を向いており、

笑いだしてました。

以前より、

東洋蘭風来記で

日本春蘭の開花調整について

指導を受けていたのですが、

実際に目の当たりにしないと

頭に入らないものですね。

成長期の管理、着蕾、

冬季のムロ入れ、

冬眠打破、

展示会に向けての開花調整、、

やる事が一杯であります。

今更になって慌てて勉強している状態です。

本に書いてある物を読んでも、

難しい言葉で書いてあるので、

やはり自分の手書きで書き写し、

分かりやすいように

グラフに書き換えないと理解に苦しみます~。

それに加えて色花の色出しがピンときません。

試そうにも花が着かないんだもんな~。

しかし、

昨年より今年は

花着き株が若干ではあるが増えました。

色彩の妙技と

栽培技術の成果を競う遊びが

東洋蘭養蘭の醍醐味であると言います。

その1欠片を少々味わえたような気がします。

今年は一歩前進してみようと思います。

コメント
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