「対馬からの手紙の続き」

対馬で働いち養蘭を楽しんどる。山や花で季節を知り、海を眺めち命の鼓動を感じ、そげな好き勝手な太公望な暮らしがしてぇ~。

第1号。

2013年02月27日 | 対馬匂い春蘭

この時季、

一雨降る毎に暖かくなるのかな?

少し寒が緩んだようにあるけど

吹く風には冷気を感じるね。

夕方、

水遣りしようと思って鉢を移していると、

蘭花の香りが何処からかする。

ジジババよりも早く咲き、

中国蘭一花や

朶朶香よりも強い香りは

雪蘭や糸蘭を思わせる。

だが、

今年の我が棚には

花着き株が無いから、

対馬匂い春蘭しかないと想像がつく、、

案の定、

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内山産の匂い春蘭であった。

立ち葉性の二篠の苗木を分けて貰っていて、

それから八年くらいだろうか、、

思いがけず着蕾に漕ぎ着けた。

立ち葉だから豆花か?

と期待していたが、

普通花でした。

だけど、この部類は更紗に入るのでしょうね。

069_2

だいたい、

対馬匂い春蘭であれば、

出芽と袴と苞衣に濃い紫紅色を乗せ、

ジジババより1ヶ月ほど早く開花するし、

香りも強いし、、

見慣れれば立ち姿と葉を見ただけで判別できます。

朶朶香の富紫荷はまだこの程度、、

070_2

真っ黒け!

3・06、一部訂正

コメント
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