二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第96回全国高校野球選手権大会(2014夏の甲子園大会) トレーナー活動回想録 3(2)

2015年01月12日 | 高校野球

星稜高校野球部の2014年、夏の甲子園大会、2回戦(対 鹿屋中央)を書きます

 

 第96回全国高校野球選手権大会 ~2回戦~ 天気:  試合開始:12時50分 

   星稜  鹿屋中央 (試合時間:1時間52分  観衆:39000人)

                  五  六       九  合計 

 星稜 1 0 2 0 0 1 0 0 0  4

 鹿屋 1 0 0 0 0 0 0 0 0  1  (ベスト16進出!

 

今大会は、北信越代表校に勢いがあり、石川県代表の星稜、福井県代表の敦賀気比、富山県代表の富山商業、新潟県代表の日本文理、長野県代表の佐久長聖と5校が揃って初戦を突破しました。これは大会始まって以来、初めてだそうです。
そして、この日18日、星稜の前の試合である2試合目で日本文理が愛知県代表の東邦高校に競り勝ち、北信越勢としてさらに発奮材料をもらった感じでした。ちなみに、2回戦は佐久長聖は残念ながらまけましたが、ベスト16の中に北信越地区代表が4校入るという躍進ぶりでした。

   試合開始前

試合開始 

この試合は、初回からゲームが動きます。

1回から星稜も鹿屋中央も理想的な形で点を取り合いました。ゲーム全体を締めたのはやはりエース岩下君のピッチングではなかったかと思いました。若干、コントロールにばらつきはあるものの、要所をしっかり抑え、6回を2安打に抑えました。また、最終回にマウンドに帰ってきて3分の2をしっかり締めて勝利をつかみ取りました

谷川君(2年生)は7回・8回と2回を投げて1安打で無得点、素晴らしいピッチングだったと思います。甲子園でマウンドを経験しておくことは大事なことだし、それも自分のピッチングができたことは大きな収穫だったと思います

福重君(2年生)は、最終回のマウンドを託されましたが、1安打1四球を与え無念の降板。ここでもマウンドを経験したことは大きかったと思います。短い投球であっても自分の足らないもの、やるべき課題が見つかったのではないかと思いました

面白かったのが、18日は、The夏の甲子園というくらいいい天気で、暑い日でした。で、マウンドにたった3人のピッチャーに 「マウンドはすごい暑かったやろ」と試合が終わってから聞くと、揃って「風があって涼しかったです」と・・・んん~体験してみたいけど、できない へ~~~と、少し面白いなとプチ感動していた私でした 試合には関係ありませんが

  

投手陣は相手打線を5安打に抑えゲームをつくりました。

監督はじめチームスタッフとしては、どこかで3投手の継投をやりたいと思っていたようです。この試合は初めからその予定だったようです。投手の起用も冴えていたと思います

さて、攻撃は1回に5番に起用された佐竹君(2年生)がレフト前へタイムリーヒットを放ち先制点。
3回には3安打と相手のバント処理などのミスも重なり2点をあげました。ここでは甲子園初スタメンの8番ファースト今村君(3年生)がレフト前へタイムリーを放ちました。トレーナーとしていろんな意味でこのヒットは嬉しいタイムリーヒットでした
6回には、四球で出たランナーをバントで送り、本日、1番に起用された福重君は左中間へタイムリーヒットを放ち、理想的な形で大きな4点目をあげました。

スタッフとしては、鹿屋中央先発の七島君の時にどれだけ点を取るかというのが一つの課題だったようです。2番手に投げる米沢君のほうが打ちずらく、点を取りにくいと考えていたようです。

攻撃面でも打順や選手起用がバッチリとはまった試合だったと思います。終わってみれば星稜は11安打を放ちました。が、11安打といっても大事なところで1本が出ず、相手の守備にも助けられているので、ミスがないと仮定した場合、実際は2-1くらいの締まった試合になったと思います。ここで次に向けての課題が見つかりましたね

  

鹿屋中央打線では4番の木原君が”いいバッターだな~”と思いましたね。
この日もヒット2本と四球で4打数3安打。1回のタイムリーも彼です。彼の前にランナーを出さなかったことも大きな勝因だと思いました。

最終回は福重君がちょっと厳しいピッチングでしたが、石川県大会決勝のようにエース岩下君が登板し、きっちり3人を抑え、勝利しました

【夏の甲子園・高校野球】 星稜vs鹿屋中央 ハイライト

     2014年夏 2回目の校歌  何回聞いてもジーンときますね~

この勝利で星稜は平成10年、松坂を擁して全国優勝を果たした横浜高校と対戦して以来の16年ぶりのべスト16入りです。

ここでトレーナーとしては選手たちと最後までいたい 優勝するまでサポートしたい という思いがあるわけなんです。が、しかし なんせ治療院のこともあり、一般の患者さまにもご迷惑をおかけしていますので、ここがまた楽しく厳しい選択の時となったわけです・・・まず次の試合までは選手についてサポートさせていただき、そして、勝てばまた1回金沢帰ろうかな~・・・という結論に・・・至ったわけです

次の戦いに全力を注げるようにサポートをしようということで、この日も勝利した選手たちをしっかりとサポートさせていただいたのは言ううまでもございません

さて、次を勝利するとベスト8となります。次の対戦相手は青森県代表 八戸学院光星です。強豪校です。
しかし、今の状態でいけば、いいゲームができ、きっと勝利が掴めるだろうと信じていました。

次は活動記の最後となりますが、ベスト8をかけた戦いの報告をさせていただいて締めたいと思います

長文お読みいただき、ありがとうございました

 

  二葉鍼灸療院 田中良和

 

コメント (2)
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