二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

子どもが寝付かない 小児はりの話

2024年10月25日 | 小児はり

 皆さま、少し秋の気配がしたり、また初夏に戻ったりしてますが、いかがお過ごしでしょうか

 

 さて、当院では 小児はり も積極的に行なっている鍼灸院です。

 小児はりは、皮膚を金属のハリで撫でたり、接触したりしなが刺激する刺さないハリなのです

 すごく優しい刺激で小さなお子ちゃま達の症状は改善されていくのです。

 

 音で表現すると、フワフワ~ サワサワ~ トントン チョンチョン って感じでしょうか

 施術時間も年齢によって少しずつ違いますが、2歳くらいまでだと3分もかからないくらいですね。

 途中、遊びながらやるともう少し時間がかかってしまいますが。(^▽^)

 

 先日、夜になかなか寝付かなく11時過ぎまで起きているという2歳のお子さまが来院。

 しっかり眉間に青スジがみられるお子さまでした。

 ここに青スジが出てくるお子さまは疳の虫があり、すこしイライラ感を募らせている子が多いです。

 でも挨拶はできるし、バイバイも帰りのハイタッチもしてくれる いい子ちゃんです。

 

 そんなお子ちゃまの 小児はり が始まりました。

 治療間隔は週2回

 

 1回目 ハリをしたその日はよく眠れたが翌日より戻る

 2回目 1回目同様

 3回目 9時には眠ることが多くなってきた。噛みつきが減少。ちょっとした物音で目が覚めなくなった。若干眉間の青スジが薄くなった。

 4回目 肌がツルツルになってきた(ママ確認)。青スジさらに薄くなる。少しつり上がっていた目元が下がり優しい顔つきになった。

 5回目 ほぼ9時までには眠るようになった。中途覚醒もほとんどなくなった。噛みつきまったくなし。治療間隔を週1回とする。

 

 当院では、疳の虫や眠れない、夜泣き、風邪をひきやすい、などなど様々な症状で来院されます。

 治療回数は3~5回を目途に、状況を伺いながら施術間隔を空けていくスタイルです。

 症状がなくなれば、様子をみながらママやパパに症状予防のための養生アドバイスを行ない終了となります。

 

 ここで小児はりをやることは フェムケア に繋がるということにもなります。

 この症状で心身が辛くなるのは、いつも側に寄り添っているママになります。

 お子さまも一人だけではなく二人、三人と年の近い兄弟姉妹がおられることも多々あります。

 お子さまの症状が軽減する、消失するということはママの心と体の疲労もとれることになり、不安から安心へ気持ちが変わってきます。

 

 まさしくお子さまが健康で元気に健やかになることは、女性のフェムケアにも大きく繋がるわけです

 当院では不妊症などで妊活に努力されているご夫婦に鍼灸治療や女性の月経に関するお悩みなどにも対応しております。

 そういう意味で 小児はり にも フェムケア にも力を入れて鍼灸治療を行なっています

 

 少しでも子育てしやい環境づくりを鍼灸これからもサポートしていきます

 

 冒頭の写真は 小児はり を行なう際のユニフォーム(アンパンマンスクラブ)です

 アンパンマンは偉大です

 数々の難局を助けてもらいました😆

 アンパンマンをまじまじ見てもらえるお陰で、私の怖い顔が優しい顔に見えてくるのかもしれません

 

   最後までお読みいただきまして、ありがとうございます

 

二葉鍼灸療院(金沢)

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田中良和 note

東洋医学研究所

石川県鍼灸マッサージ師会

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石川県スポーツトレーナー連絡協議会


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