新中野発 パソコン教室経営者の 『トマト通信』 ブログ版

「新中野パソコン教室」と先生の日常を公私混同でお届けします

生徒さんの本

2005-05-04 10:12:00 | 教室と生徒さん
日経BP社から4月に発行されたばかりの『環境ビジネスウィメン』の中に生徒さんが登場なさっています。環境問題に関心を寄せる11人の女性がそれぞれの立場から、それぞれの仕事や活動を通した意見を述べています。7番目に登場するこの生徒さんは人材派遣会社『グレイス』の社長さんですが、会社の中のどの部署であろうと環境に対する意識の不要な部署などない、と訴えていらっしゃいます。
印象に残ったのは環境問題の本文とは別に、普段ご自身が大切にしていることを書く一文で、代表取締役という立場のこの生徒さんが「挨拶がすべての基本」と書いていらっしゃったことでした。
教室に生徒さんが入ってくるとき、明るく楽しそうな「こんにちは」が響けば、今日も楽しい授業ができそうだと私も安心するし、寂しげで暗い「こんにちは」を聞くと、冗談のひとつも言わなきゃいけないなとかそんなに授業がつまらないだろうかと自問自答します。生徒さんの方も同様で、私の最初の挨拶ひとつで、今日も元気ね。また馬鹿でかい声で授業するつもりだなとか昨日は派手な夫婦喧嘩してきたなとか感じ取っているのではないでしょうか。
げに恐ろしや挨拶。「挨拶がすべての基本」にまったく同感です。