新中野発 パソコン教室経営者の 『トマト通信』 ブログ版

「新中野パソコン教室」と先生の日常を公私混同でお届けします

眺めているだけで楽しい本

2009-01-04 17:31:41 | 日々の出来事
お正月は初詣以外、あまり外出をせず、杉並図書館で借りた2冊の本を眺めているうちに時間が過ぎました。読む、ではなくて眺める、です。
1冊目は日経ナショナルジオグラフィック社発行の『世界を変えた100日』。副題に「写真がとらえた歴史の瞬間」とあるように、世界を変えた100日分を集めた写真集です。『アポロ11号の月面着陸』では、中学生だった当時、サッカー部の試合に行く途中の電器屋さんの店先で、夢中になって見たあの日の感動が鮮明に蘇ってきました。
2冊目は社会評論社発行の『時刻表世界史』。時刻表類の収集を続けている著者が、空路陸路海路、古今東西を問わず、時刻表からその路線が存在した歴史的背景を見通す視点がとても新鮮です。1960年代、カンボジアのプノンペンから羽田までエールフランス航空の直行便があった話からは、内戦前の束の間の平和な時代が見えてきます。