ヤシャブシは平安時代には、喪服の色である鈍色(にびいろ)の染料「矢車」の原料として
タンニンを多く含む果穂が利用されてきました。
「五倍子」は本来ウルシ科のヌルデの葉にヌルデノミミフシムシが寄生してできる虫瘤のことで
黒色の染料を作る原料とされてきました。
夜叉五倍子はその代用品、鈍色とは今で言う灰色に近い色です。
また「夜叉」は染料名の「矢車」が変化したものと類推できます。
ヤシャブシ<カバノキ科 ハンノキ属>
俵のような形の雄花序は枝の先端に数個付き、その後ろに尖った雌花序が付きます。
オオバヤシャブシ<カバノキ科 ハンノキ属>
同じ仲間で、オオバヤシャブシがありますが、こちらは逆に雌花序が先端に付くので見分けられます。
ヒメヤシャブシ<カバノキ科 ハンノキ属>
他の2種類とは明らかに違う、細く長い形の雄花序です。
果穂は数個が連なって垂れ下ります。
タンニンを多く含む果穂が利用されてきました。
「五倍子」は本来ウルシ科のヌルデの葉にヌルデノミミフシムシが寄生してできる虫瘤のことで
黒色の染料を作る原料とされてきました。
夜叉五倍子はその代用品、鈍色とは今で言う灰色に近い色です。
また「夜叉」は染料名の「矢車」が変化したものと類推できます。
ヤシャブシ<カバノキ科 ハンノキ属>
俵のような形の雄花序は枝の先端に数個付き、その後ろに尖った雌花序が付きます。
オオバヤシャブシ<カバノキ科 ハンノキ属>
同じ仲間で、オオバヤシャブシがありますが、こちらは逆に雌花序が先端に付くので見分けられます。
ヒメヤシャブシ<カバノキ科 ハンノキ属>
他の2種類とは明らかに違う、細く長い形の雄花序です。
果穂は数個が連なって垂れ下ります。