山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ニシキマンサク(錦満作)

2010-01-12 21:50:11 | 植物(木本)
年明け、山で一番早く咲き、春を告げる木、

”先ず咲く”というのが訛ってマンサクとなったとする説が有力です。

しかし、この花が咲き始める頃は、本格的な寒さへと向かう1月、

どうも春告げ花とするには少し無理があるような気がします。

むしろ年の初めに枝いっぱいに咲く黄色い花を、稲穂にみたてて

その年の”豊年満作”を祈って付けられた名前ではないでしょうか。


ニシキマンサク<マンサク科 マンサク属>  落葉小高木

マルバマンサクの仲間で、中心の赤いものをニシキマンサクといいます。

近似種には、全体が赤味を帯びるアカバナマンサクという品種もあります。





コメント (4)
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