日本にある約8属、90種のスイカズラ科植物を代表する植物ですが 、それにしては
この花の形はかなり特殊な形をしています。
一応、花冠が5裂した合弁花ですが、唇形に大きく上下に2裂し上弁は4裂して上方に大きく、
下弁は線形で下方に反りかえります。
葉は楕円形で全縁、両面に毛がありますが、変異が多く、画像のものは標準的なものですが
必ずしもこのような外観ではありません。
和名は蜜が多い?ところから「吸い葛」らしいのですが、葉の一部が内側に巻いて冬を越すので
中国名は「忍冬」となっています。 (忍冬と書いてスイカズラと読むこともあります)
また、花が白色から黄色に変化することから「金銀花」とも呼ばれます。
スイカズラ <スイカズラ科 スイカズラ属> 半落葉つる性