山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ホタルブクロ (蛍袋)

2011-06-17 19:30:13 | 双子葉合弁花

都市化が著しいと言われる城陽市ですが、全体的には、まだまだ田園都市の性格が強く、市の
中心を少し離れて山沿いの道を歩くと、道端で、こんな花にも出会える自然が残っています。

キキョウ科で、ホタルブクロと呼ばれていますが、一般的には、昔、子供達がこの花の中に
蛍を入れて遊んだことから名付けられたと言われています。

しかし、蛍の飛び交うの時間帯は夜で、暗闇の中でそんなに上手く花の中に蛍を入れられるのだろうか?
それに、そんなに都合良く、近くにこの花が咲いているのかも少し疑問に感じます。

ただ時期的にこの花が咲くのは、蛍の飛び交う時期に合致するので、こういう遊び方もできるかなという
憶測だけのような気がしないでもありません。

ホタルブクロ <キキョウ科 ホタルブクロ属>  多年草

 ↓ 画像はクリックで大きくなりますホタルブクロ

 

 

 

 

 

  

 

ホタルブクロ


 雌蕊の柱頭は成熟すると3裂
  しますが、開花直後は閉じて
   います。
 

 

 

 




ホタルブクロ

 
   花冠の底部では開花時には
  すでに雄蕊の葯が開いていて、
  萎れたようになっています。
  雌蕊と熟する時期をずらすことで
  自家受粉を回避しているのかも
  しれません。

 

 

 

 

ホタルブクロ


 花冠の内部はこのように
 無数の毛に覆われています

コメント
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