このところ西日本では日常化している午後3時を過ぎての突然のゲリラ豪雨、この時間帯を
主に車で移動している私には殆んど影響はありませんが、歩いている人を見ると突然の雨に
対応できず、びしょ濡れという方も結構多いようです。
雨が日常化しているのなら、傘を持ち歩けば良いと思うのですが、相変わらず若者を中心に
日本人の傘離れは進んでいるようです。
雨が降るまでは邪魔物意外の何物でもない、最近のように洗車機の中を通るような突然の
豪雨では、傘をさしてもささなくても一緒だ、家へ帰るのだから少々濡れても良い、などがその
理由のベスト3に挙げられています。
下校時の中学生や高校生では、雨に濡れることは既に織り込み済みなのか、雨の中を
平然と歩いているのが普通で、それを見て「気の毒に・・・」などと要らぬ心配をするのは
昭和生まれの我々団塊世代だけなのでしょか?
さて、ところで先週の金曜日が二十四節季の一つ「白露」でした。
「中々、暦通りには涼しくならないな~」と思っていましたが、今朝は近くを流れる川の畔で
生えている草に露が付いているのを発見しました。
3日遅れとはいえ季節はゆっくりと秋に向かっているのは間違いなさそうです。
今日の花は木津川の土手で目立ち始めたユリ科の多年草、ツルボです。
タイトルの右の括弧内に漢字表記しています”蔓穂”は一般的に使われているものですが
和名の由来ははっきりしていないそうで、鱗茎が丸く、ツルツルしていることから”ツル坊”
とする説もあるようです。
通常の花期が8月~9月ですから、先ずは順調に咲いていると言っていいでしょう。
咲くべきものが咲いているというのは、何となく安心感があります。
ツルボ <ユリ科 ツルボ属> 多年草