山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ヒヨドリジョウゴ

2008-11-06 06:35:52 | 双子葉合弁花

今の季節、山歩きをしていると藪の中にトマトの様な色と形をした小さな実がいっぱいできているのを見かけます。
ヒヨドリジョウゴというナス科の植物の実です。

名前を聞くと、いかにもヒヨドリが好んで食べそうな名前ですが、実は有毒でヒヨドリだけではなく他の鳥もこの実は
けっして食べません。野生動物や鳥達には、毒のある植物を見分ける特殊な能力が有るようですね。

なお、この植物の茎や葉は漢方薬として、解熱剤や塗り薬に使われています。

ヒヨドリジョウゴ <ナス科 ナス属>


こんなに目立つ色ですが、ヒヨドリは食べません。でもこの赤い実、綺麗ですね。

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2 コメント

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まだ見ぬ恋人 (wakadori)
2008-11-06 23:30:48
ヒヨドリジョウゴは、
花も実もまだ見たことないんです。
結構お山には行くんですがね~
今年こそはと思っています。
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Unknown (やまぼうし)
2008-11-07 21:09:27
8月頃に咲くヒヨドリジョウゴの花は、白くて小さいため目立ちませんが、
秋になって鮮やかな赤色の実を付けると遠目にもよく判ります。平地より
少し崖になっているあたりの藪を好むようなので、そのあたりを注意してさがしてみて下さい。
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