キブシの花の蕾が少しづつ膨らんで開花の時期を迎えています。この木は雌雄異株で、雄花は淡黄色で雄蕊がよく発達し、雌花はやや小さく淡黄緑色で子房が発達しています。但し、今はまだ開花していないので、この画像では雄花なのか雌花なのかの判断はできません。雌花は5月下旬には結実を始めますが、実が熟して種を落とすのは10月頃です。花の蕾はその後にできるので、1年がかりの種作りをしていることになります。和名は「木五倍子」で、果実をヌルデの葉にできる虫瘤から作る染料「五倍子」の代用として使ったところからこの名があります。
キブシ <キブシ科 キブシ属> 落葉低木
↓ 画像はクリックで大きくなります
コメント利用規約に同意する
フォロー中フォローするフォローする
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます