山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

マユミ(真弓)

2009-10-31 07:19:26 | 被子植物離弁花

生育には多くの水分が必要で、山の渓谷沿いや日当たりの少し悪い場所で見られます。

5~6月に淡緑色の4枚の花弁と萼片を持った花を疎らに付けますがあまり目立ちません。

(花はリンク先、wakadoriさんの「ちゃれんじゃーのひとりごと」の記事をご覧下さい)

どちらかというと花よりも美しい朔果と紅葉がこの木の見せ処です。

朔果はピンク色で、縦横とも8~10㍉のサイコロ形、熟して4つに裂けると赤い仮種皮に包まれた種子が

顔をのぞかせます。

マユミを漢字で書くと「真弓」で、この材を使って弓を作ったそうですが、普通に山で見られるものでは

それほどの太さを持ったものは見られません。


マユミ<ニシキギ科 ニシキギ属>



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2 コメント

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珍しい校章です (やまぼうし)
2009-11-01 17:25:53
真弓の実は艶やかな色なのでこれを花と勘違いしそうですね。
これは比較的色の薄いほうですが、真紅に近いものもあるようです。
葉は関西のものは無毛ですが、関東のものは裏面に毛があるそうです。
しかし校章に真弓の実がデザインされているのは珍しいですね。
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実が綺麗です (「大」@安達太良山麓)
2009-11-01 17:03:07
真弓の実はピンク色なので綺麗ですネ。
山の中で日に当たった真弓を見つけるとハッとします。
私の通っていた高校の校章は真弓でしたから、特に親しみを感じる木です ^^)
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