生育には多くの水分が必要で、山の渓谷沿いや日当たりの少し悪い場所で見られます。
5~6月に淡緑色の4枚の花弁と萼片を持った花を疎らに付けますがあまり目立ちません。
(花はリンク先、wakadoriさんの「ちゃれんじゃーのひとりごと」の記事をご覧下さい)
どちらかというと花よりも美しい朔果と紅葉がこの木の見せ処です。
朔果はピンク色で、縦横とも8~10㍉のサイコロ形、熟して4つに裂けると赤い仮種皮に包まれた種子が
顔をのぞかせます。
マユミを漢字で書くと「真弓」で、この材を使って弓を作ったそうですが、普通に山で見られるものでは
それほどの太さを持ったものは見られません。
マユミ<ニシキギ科 ニシキギ属>
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これは比較的色の薄いほうですが、真紅に近いものもあるようです。
葉は関西のものは無毛ですが、関東のものは裏面に毛があるそうです。
しかし校章に真弓の実がデザインされているのは珍しいですね。
山の中で日に当たった真弓を見つけるとハッとします。
私の通っていた高校の校章は真弓でしたから、特に親しみを感じる木です ^^)