今年の節分は、昨日2月2日(日)でした。我が家では、子供たちが巣だった後は「豆まき」等の行事は実施しなくなりましたが、雪や、氷雨の降る中で成田山をはじめ、各地で「節分祭」が催されたようです。
「咲き初める 白梅」
私の住む地域の自治会では、今年度最後の行事でもあります「作品展」が五年ぶりに、昨日自治会のホールで開催されました。この行事は、管理組合の役員選挙の投票率を上げようとのねらいもあり、入居以来管理組合と、自治会との連携で営々と続けられて来た歴史があります。
今年は、当番役員でもあり、責任者の一人としてこの行事も推進してきましたが、コロナ感染症等もあり、しばらく中断されていたため、催しのノウハウも引き継がれず、ほぼ初期設定から立ち上げざるを得ない状況でした。
しかし、日頃分科会等でサークル活動をされている方たちを中心に、行事の目的、テーマ等から練り上げ子どもたちの作品も幅広く集め、展示会をコミュニテーの新たな交流の場にしようと位置づけました。
年々住民の皆さんも高齢化し、ひきこもり状態も見られることから、展示会場に足を運んで頂くことを最優先する取り組みを年明けから進めてきました。
F12号の絵画、A3大の写真、鎌倉彫や、木彫り、テーブルクロス、「花遊びの会」による団地内の四季折々の花の画像のパソコンでのスライドショー、バック等手作り品、さらに俳句の書道等々、盛り沢山の出展もあり、住民の皆さんの多才な趣味や、文化・芸術面のレベルの高さが証明される場となりました。子供たちの絵画の出展には主催者側としてホッとしました。私も写真と短歌をコラボした「フォト短歌」を3点ほど出展させて頂きました。
「作品展に出展した フォト短歌「山百合」」
結果としては、この種の行事としては、一日に三桁に近い多くの方に集まって頂くことが出来、展示会場での交流も活発にされていました。また、皆さんに参加して頂ける「紙の箱作り」「紙の独楽づくり」等のコーナーも人気で、大半の見学者の方に参加頂くことが出来ました。今回も、自治会役員の方の献身的な働きと、チームワークの良さを実感することが出来ました。
そして、今日3日は四季の始まりを表す四つの節気、立春となりました。「春は名のみ」ですが、寒さに負けず、「本当の春」を待ちたいと思います。