過日、箱根の山荘が使えるので行かないかと長男から誘いがありました。
新型コロナ感染症第七波の感染拡大の中で、墓参を兼ねた郷里への夏の旅行を取りやめた
事もあり、誘いに乗ることにしました。
箱根の山荘は長男の会社の施設ですが、天然温泉の露天風呂付でもあり、家族だけで
あれば密にもならず、県内移動ですので少し安心とのことで長男家族、次男家族との
三家族で行くことになりました。三男家族はウイークデーで仕事もあり、また先月
横浜へのプチ旅行も行ったこともあり、今回はパスすることにしました。
「酔芙蓉 八重」
長男のお嫁さんは現在勤務についていて午後2時過ぎまで仕事なので、次男夫婦と
私たちが先に行くことになり、カギの預かりと孫娘を迎えにまずは朝早めに川崎の
長男宅へ向かいました。
孫を載せて箱根に向かい、朝も早かったので朝食抜きでしたので芦ノ湖に到着次第、
即朝食兼の昼食になりました。
昼食後、山荘に向い荷物を下して・・・、長男夫婦が着くのは4時頃とのことで、
それまで観光しようとのことになり、大涌谷に行くことになりました。
なお、孫は久しぶりにロープウエイに乗りたいとの要望もあり、早雲山の駐車場に
車を停め大涌谷迄上りました。孫や私たちは何回か乗っていますが次男夫婦は初めて
だったようで楽しそうでした。正に硫黄の噴煙とともに、マグマの鼓動を真上から
見下ろす迫力のある光景は、何度見ても見飽きないのですが、次男夫婦にとっても
感動的だったようです。
ロープウエーの大涌谷駅に着くと、ウイークデーにも関わらず土産物売り場は
ものすごい人だがりで、かなりの密状態で怖さを感じました。私たちは外で待つ
事にして、次男夫婦は孫娘を連れて、お店でお土産を買ったりソフトクリームを
食べたりして戻ってきました。
周辺の噴煙の様子や、土産物売り場の景観等を写真に収めながら「クロたまご」を
頂き時を過ごし、程よい疲れも感じながらロープウエーで、早雲山駅に戻りました。
なお、最近評判になっている早雲山駅の足湯は設備のメンテナンス中で使えないため
パスすることになりました。細君は期待していた故少し残念がっていました。
その後、山荘に帰り、軽くお掃除をしているうちに長男夫婦が到着しました。
皆でテラスでコーヒーを飲み少しくつろいだ後、露天風呂に順番に入りました。
露天風呂は硫黄の「湯の花」が沈殿して、肌には少し刺激的ですが湯冷めも
しない、しっとり感が続く効能の良さを実感しました。
風呂には男性陣が一緒に入りましたが、久しぶりに長男、次男と湯につかりながら
ゆったりとした会話を楽しむことが出来ました。
風呂から上がりテラスで、皆でビールやソフトドリンク等で軽く乾杯した後、
長男夫婦が夕食の、いろり焼きの準備を甲斐甲斐しくやってくれホスト役を
しっかり務めてくれました。
流石箱根はエアコンなしでも涼しくて夕方からはぐっと冷え込みます。
いよいよ囲炉裏のある部屋で夕食になりました。
囲炉裏の炭火で焼くと、どんな食材もとても美味しくなるのは不思議ですが、
遠赤外線のなせる業とのことで、少し理解できます。
材料はサーロイン、地鶏肉、そして海老、イカ、厚揚げ、夏野菜の数々そして皆の
一番楽しみな焼きおにぎりでした。
細君と孫は炭酸水で、他のメンバーはいろいろなアルコールでまずは「かんぱ~い」。
次々焼きあがる囲炉裏焼き料理を頂き、夕餉を楽しみました。
お肉以外は、ごく普通のものだと長男は言ってましたが本当に美味しかったですね。
細君は体調を考えて少なめでしたが、最後の焼きおにぎりが〆になりました。
その後、皆でテラスに移り、ビールを味わいながら心地よい風と星空を眺めながら
ゆったりとした時間を過ごしました。星は流石に箱根でかなりの数が瞬いて見えました。
このまま寝るのがもったいなくて頑張っていましたが、お酒の酔いもあり10時過ぎ頃
少しぽつりと来たので、それぞれの部屋に引き上げ、その日は就寝となりました。
翌朝は、ぐっすりと寝たせいかぱっと目が覚め、時計を見たら5時過ぎだったので
そのまま起きました。細君は既に起きていましたので、孫と共にちょっとだけ散歩に
出ました。孫はパパから最近イノシシ、鹿やたぬき、イタチなどが頻繁に出て来るので
気を付けるように言われていたこともあり、あまり森の方には行かないことにしました。
朝食は長男特製のコーンスープとたまごサンドでしたが、胃に優しく美味しかったです。
そして食後のコーヒーはテラスでいただき、山荘を出るまでゆっくり過ごしました。
お世話になったお礼を込めて山荘を隅々までお掃除をし、私は玄関に通じる道や階段に
たまった落ち葉等をかたずけを担当しましたが、それなりの重労働になりました。
細君たちは使ったバスタオルなどを洗濯し、干した後戸締りをしっかりしてお昼ごろ
出発しました。
帰りがけに大涌谷の噴煙の影響で、すっかり山の木が枯れて硫黄が噴出している場所を
見てきました。改めて火山の上で暮らすことの現実を見た想いがしました。
お昼は小田原の「だるま屋」さんで天丼を頂いてから、小田原の街を散策後、それぞれ
自宅に帰りました。
短歌を一首即興で詠んでみました。
☆まざまざとマグマの上に住むことを 滾り示すや大涌谷は
新型コロナ感染症第七波の感染拡大の中で、墓参を兼ねた郷里への夏の旅行を取りやめた
事もあり、誘いに乗ることにしました。
箱根の山荘は長男の会社の施設ですが、天然温泉の露天風呂付でもあり、家族だけで
あれば密にもならず、県内移動ですので少し安心とのことで長男家族、次男家族との
三家族で行くことになりました。三男家族はウイークデーで仕事もあり、また先月
横浜へのプチ旅行も行ったこともあり、今回はパスすることにしました。
「酔芙蓉 八重」
長男のお嫁さんは現在勤務についていて午後2時過ぎまで仕事なので、次男夫婦と
私たちが先に行くことになり、カギの預かりと孫娘を迎えにまずは朝早めに川崎の
長男宅へ向かいました。
孫を載せて箱根に向かい、朝も早かったので朝食抜きでしたので芦ノ湖に到着次第、
即朝食兼の昼食になりました。
昼食後、山荘に向い荷物を下して・・・、長男夫婦が着くのは4時頃とのことで、
それまで観光しようとのことになり、大涌谷に行くことになりました。
なお、孫は久しぶりにロープウエイに乗りたいとの要望もあり、早雲山の駐車場に
車を停め大涌谷迄上りました。孫や私たちは何回か乗っていますが次男夫婦は初めて
だったようで楽しそうでした。正に硫黄の噴煙とともに、マグマの鼓動を真上から
見下ろす迫力のある光景は、何度見ても見飽きないのですが、次男夫婦にとっても
感動的だったようです。
ロープウエーの大涌谷駅に着くと、ウイークデーにも関わらず土産物売り場は
ものすごい人だがりで、かなりの密状態で怖さを感じました。私たちは外で待つ
事にして、次男夫婦は孫娘を連れて、お店でお土産を買ったりソフトクリームを
食べたりして戻ってきました。
周辺の噴煙の様子や、土産物売り場の景観等を写真に収めながら「クロたまご」を
頂き時を過ごし、程よい疲れも感じながらロープウエーで、早雲山駅に戻りました。
なお、最近評判になっている早雲山駅の足湯は設備のメンテナンス中で使えないため
パスすることになりました。細君は期待していた故少し残念がっていました。
その後、山荘に帰り、軽くお掃除をしているうちに長男夫婦が到着しました。
皆でテラスでコーヒーを飲み少しくつろいだ後、露天風呂に順番に入りました。
露天風呂は硫黄の「湯の花」が沈殿して、肌には少し刺激的ですが湯冷めも
しない、しっとり感が続く効能の良さを実感しました。
風呂には男性陣が一緒に入りましたが、久しぶりに長男、次男と湯につかりながら
ゆったりとした会話を楽しむことが出来ました。
風呂から上がりテラスで、皆でビールやソフトドリンク等で軽く乾杯した後、
長男夫婦が夕食の、いろり焼きの準備を甲斐甲斐しくやってくれホスト役を
しっかり務めてくれました。
流石箱根はエアコンなしでも涼しくて夕方からはぐっと冷え込みます。
いよいよ囲炉裏のある部屋で夕食になりました。
囲炉裏の炭火で焼くと、どんな食材もとても美味しくなるのは不思議ですが、
遠赤外線のなせる業とのことで、少し理解できます。
材料はサーロイン、地鶏肉、そして海老、イカ、厚揚げ、夏野菜の数々そして皆の
一番楽しみな焼きおにぎりでした。
細君と孫は炭酸水で、他のメンバーはいろいろなアルコールでまずは「かんぱ~い」。
次々焼きあがる囲炉裏焼き料理を頂き、夕餉を楽しみました。
お肉以外は、ごく普通のものだと長男は言ってましたが本当に美味しかったですね。
細君は体調を考えて少なめでしたが、最後の焼きおにぎりが〆になりました。
その後、皆でテラスに移り、ビールを味わいながら心地よい風と星空を眺めながら
ゆったりとした時間を過ごしました。星は流石に箱根でかなりの数が瞬いて見えました。
このまま寝るのがもったいなくて頑張っていましたが、お酒の酔いもあり10時過ぎ頃
少しぽつりと来たので、それぞれの部屋に引き上げ、その日は就寝となりました。
翌朝は、ぐっすりと寝たせいかぱっと目が覚め、時計を見たら5時過ぎだったので
そのまま起きました。細君は既に起きていましたので、孫と共にちょっとだけ散歩に
出ました。孫はパパから最近イノシシ、鹿やたぬき、イタチなどが頻繁に出て来るので
気を付けるように言われていたこともあり、あまり森の方には行かないことにしました。
朝食は長男特製のコーンスープとたまごサンドでしたが、胃に優しく美味しかったです。
そして食後のコーヒーはテラスでいただき、山荘を出るまでゆっくり過ごしました。
お世話になったお礼を込めて山荘を隅々までお掃除をし、私は玄関に通じる道や階段に
たまった落ち葉等をかたずけを担当しましたが、それなりの重労働になりました。
細君たちは使ったバスタオルなどを洗濯し、干した後戸締りをしっかりしてお昼ごろ
出発しました。
帰りがけに大涌谷の噴煙の影響で、すっかり山の木が枯れて硫黄が噴出している場所を
見てきました。改めて火山の上で暮らすことの現実を見た想いがしました。
お昼は小田原の「だるま屋」さんで天丼を頂いてから、小田原の街を散策後、それぞれ
自宅に帰りました。
短歌を一首即興で詠んでみました。
☆まざまざとマグマの上に住むことを 滾り示すや大涌谷は
箱根紀行拝見しました。物凄く懐かしかったです。葉山にいた時はそれこそ年に3回は行ってました、5月のツツジ、8月夏休み、11月初旬の紅葉を見に行きました。葉山からターンパイクを使えば1時間少々で行けます。そして宿泊は箱根プリンスホテルで基本「コテージ」を愛用していました。プリンスホテルは本館や他にも施設はありますが、別荘のようにコテージが愛用していました。プリンスホテルのカードも作り本館内の施設は顔でしたね(笑)いやあ懐かしい、箱根は余りにも思い出がありますので、この辺で、それにしてもお子さん3人とも男性ですか?頼もしいですね。
なかなか意を決しないと
旅行もままならずですが
箱根、大涌谷~密を避けて、ご家族の旅
お孫さんも大喜びでしょう🎶
素敵なご家族ですね💕
拙い一句((笑)
今週も宜しくご教示お願いします🙇
☆高原の 朝を思わす 大潮湖
水面を走る 水鳥の群れ
◎ヤハリ水鳥にもこの涼しさが
気持ち良いのでしょうか?
イキイキと駆け巡っているようです~🎵
私は、まだ箱根に行ったことがございませんので、昨日ご紹介いただきました旅行記は大変参考になりました。
旅に出る醍醐味は、このお歌のように、日常では味わえない非日常の驚きにふれる事ではないかと思わせられます。
記事ではポエット・M様ご家族の仲睦まじい様子も窺われて幸せのおすそわけも味わわせていただくことができました。
ありがとうございました。
水仙 拝
https://blog.goo.ne.jp/1948219suisen/e/cb1d243743cbe5636d6202a840fc01f3
リコです。
10:30頃にパソコンから貴方の歌の解説と題詠についてのコメントを送りましたが上手く届いて無いように思いますから、その説はご連絡ください
リコです
パソコンから送らないと、スマホからは貴方のコメントを読みながら書けませんのでパソコンからトライしましたけど、ヤッパリ失敗でしたね。
貴方の詠草の空蝉ですが、解説を聞いても、擬人化してまで人間の不条理を詠む必要を感じません。
リコは擬人化の歌を詠まないからですね
題詠、
リコの短歌の会は毎年、全国大会で大会詠を題詠で募集しますが、題詠はある程度、短歌歴が無いと詠み難いので、上位に入賞者はベテランばかりでした。
ここ3年はコロナ禍で大会が中止になり、大会詠は自由詠に成りましたら、若手(文語•新仮名遣い)が多く入賞しました。
やはり歌歴の短い人はのびのびと詠めているようです
何れにしても題詠は良い勉強になると思います
お休み中にも関わらず、コメント頂き恐縮です。
Kenさんは葉山にお住いの時は、箱根に度々訪れて箱根プリンスホテルの
「コテージ」を愛用されておられたとのこと。
定宿として頻繁に使われていたら「顔」であった旨も頷けますね。
私たちは、ススキの原に近い箱根仙石原プリンスホテルの隠家的な雰囲気が好きで
そちらに訪れていました。
箱根でも、かつてどこかでニアミスもあったかも知れませんね。
私の子どもは男たちばかり3人ですが、細君は女の子も欲しかったようです。
早々に「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
おっしゃる通りですね。箱根、大涌谷~は孫の要望もあり行って参りました。
コロナ禍で長い事、引きこもりも余儀なくされていますが、時には心の
リセットも必要と思っています。
涼しさが訪れ少しホッとしているところですが、水鳥の水面を滑るように
奔る様を捉えた素敵な詠歌と思います。
これからも宜しくお願い致します。
コメント頂きありがとうございました。
箱根は我が家からも比較的近く、四季折々に美術館巡りも併せて結構訪れて
いましたが、最近はコロナ禍で少し控えています。
拙い紀行文ですが「大変参考に」等とおっしゃって頂き恐縮です。
箱根は大涌谷の噴火が結構な爪痕を残していると改めて感じています。
なお、子供たちと言うよりは、お嫁さんたちの心遣いにいつも感謝しているところです。
いつもお心のこもったコメントを頂きありがとうございます。
ご丁寧に二度までもコメント頂きありがとうございました。
なお、擬人法については旧アララギ派の流れを汲む短歌会は、基本的には禁じていると
伺ったことがあります。確かに擬人法によって表現の幅は広がりますが、安易に使うと
作品の質を落とすことは否めませんね。その意味で私の詠歌も、さらに推敲が必要ですね。
なお、擬人法を使ってかつ、体言止めの次の詠歌は私の好きなものです。
★見てあれば一葉先づ落ちまた落ちぬ何おもふとや夕日の大樹 若山牧水
ここで、「何おもふとや夕日の大樹」に擬人法と体言止めが使われています。
また、題詠についてのアドバイスを頂きありがとうございます。このご意見も含めて
もう少し検討させて頂きます。
これからも宜しくお願い致します。
今日は少し凌ぎやすいようですが、まだまだ夏の名残がありますね。
早くも1週間が過ぎました。
千恵子の独楽吟を提出させていただきます
☆たのしみは 本など開き微睡みて 心身緩やぐ至福のひととき
☆たのしみは 庭に植えたるジンジャーの かほり漂う花をみるとき
☆たのしみは 虫の声きく日暮れ時 うだる暑さも忘れるひととき
よろしくお願いします。