生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

3月19日(日) 京王線沿線花めぐり散歩

2006年03月20日 | 都内散歩
3月19日は、「和と洋の庭園で花を愛でる」をテーマに、「和」の京王百草園と「洋」の京王フローラルガーデン・アンジェを訪れました。

多摩丘陵の一角にある京王百草園は、江戸や明治の文人に愛された、落ち着いたたたずまいのこじんまりとした日本庭園。園内には800本の梅が植えられ梅の名所として知られています。満開の梅で庭園全体が白や紅色に彩られ見事でした。時々梅の花びらが風に吹かれて雪のようにちらちらと舞い風情がありました。朝10時過ぎに入園しましたが、都心から離れているせいか梅の名所の割には人が少なめでした。「梅の見納めか・・・」と梅の時期が過ぎ去るのを惜しみつつ梅を眺めながら二時間近く園内で過ごしました。


京王百草園の後、関東三不動の一つ、高幡不動に立ち寄りました。不動堂では護摩の儀式が行なわれていました。信心深くない私は、堂内に入らずに外から様子をうかがっていました。古典文学などに登場する護摩の儀式を実際に見るのは初めてでした。金色のきらびやかな装飾で飾られた暗い堂内で炎が赤々と激しく燃え上がる様子は非常に神秘的でした。境内では、梅が数本あり、満開でした。高幡不動はあじさいの時期が非常にすばらしいようですので、その時期に訪れてみたいと思います。


高幡不動の後は、西洋風庭園京王フローラルガーデン・アンジェへ。「京王フローラルガーデンでは木蓮が咲いている」と聞いていたので、先に行った京王百草園のように園内が色彩豊かな状態と勝手に妄想していました。期待に胸を膨らませいざ入園すると、園内はごく一部の木蓮と草花が花開いている状態で、色彩に乏しく閑散としていてがっかりしました。どうも来園の時期が早すぎたようです。冷たい強風に吹き付けられ寒さにうち震えながら園内を散策しました。庭園は、桜やバラの時期が美しいそうですのでまたそのころ来園しようと思います。



【京王百草園】



色とりどりの梅。




樹齢300年以上の寿昌梅。残念ながら花は半分近く散っていました。




松連庵と梅。茅葺きの松連庵の中は蕎麦屋になっています。




池のほとりの梅。




池のほとりの梅。




池のほとりの梅。




寒咲きあやめ。園内には、水仙、椿、さんしゅゆなどが咲いています。



【高幡不動】



仁王門。




不動堂。護摩の儀式が行われていました。




五重塔。境内では骨董市が開かれてました。




境内の梅。




土方歳三像。新撰組副長の土方は、高幡不動の地元、日野市の出身です。境内や門前のお店では新撰組のグッズが売られています。



【京王フローラルガーデン・アンジェ】



ポンド・ガーデン。池のほとりにはヴェルサイユ宮殿の庭園にある「愛の神殿」をモチーフにしたドームが建てられています。




ポンド・ガーデンのクロッカス。クロッカスは木蓮のあるマグノリア・ガーデンにも植えられています。




ウォール・ガーデン。レンガの壁に囲まれた庭には、果物や野菜が植えられています。




ウォール・ガーデンの入り口のセイヨウミザクラ。さくらんぼがなる木です。




マグノリア・ガーデン。マグノリアとは、こぶし・木蓮などの総称です。朱木蓮が咲いています。地面の白い花はクロッカス。




朱木蓮。




カナルサイド・ガーデンの白木蓮。




白木蓮。




カナルサイド・ガーデンのふきのとう。すっかりとうが立っています。




ゆきやなぎ。場所は忘れました。




ミモザ。ガーデニングショップにて。