この日は大田区山王を中心に散歩した。山王は、隣の馬込と同様、関東大震災を機に大正末期から昭和初期にかけて多くの芸術家や文士が住むようになり、「馬込文士村」と呼ばれた地域だ。馬込は以前散歩したので今回の散歩では山王とその近辺の地区を選んだ。
■円能寺
元亀年間(1570-1573)創建の真言宗の寺院。成田山新勝寺の末寺で、「大森不動尊」とも呼ばれる。
■日枝神社
円能寺に隣接する神社。境内には江戸時代の庚申塔が3基あり、このうちの文政2年(1819)の庚申塔は道標をかねており、「左まごめ道 右なかのぶめぐろ道」と刻まれている。
社殿。
文政2年の庚申塔。「左まごめ道」と刻まれている。
残り2基の庚申塔。背の低いほうが元禄13年(1700)、高いほうが貞亨元年(1684)。
社殿の廊下にあった、精巧な鯉の滝登りの浮き彫り。
■ジャーマン通り
大正14年(1925年)から平成3年(1991年)まで通りの近くに東京独逸学園があったため名づけられた。
■山王草堂記念館
明治から昭和にかけて活躍したジャーナリスト、評論家、歴史家であった徳富蘇峰(とくとみそほう)が大正13年(1924)~昭和18年(1943)に住んだ住まいの一部を記念館として保存。蘇峰の代表作「近世日本国民史」原稿や各界著名人からの手紙、蘇峰が刊行した日本最初の総合雑誌「国民之友」の実物など、蘇峰に関する資料が展示されている。小説家の徳富蘆花は実弟。
入り口。
蘇峰の像。
記念館の建物。
館内に復元された、蘇峰の書斎。馬蹄形の机で、長時間座り続けても疲れないように掘りごたつになっている。
庭園。静かな園内にはベンチやあずまやがあり、散歩疲れをここで癒すのもよし。
記念館のそばにあるカタルパの木。同志社大学の創立者で蘇峰の恩師でもあった新島襄が明治10年代に蘇峰に贈った種子の木から3代目に当る。6月に香りのよいベル状の白い花をつける。
■梅の木通り
文字通り、通りに梅の木が植えられている。通り沿いは閑静な住宅街。
通りに植えられているのは紅梅。
ちょうどみごろ。
詩人・小説家、室生犀星の説明版。馬込・山王には、文士・芸術家の旧居跡もしくはその近くに、文士・芸術家に関する似顔絵入りの説明板が設置されている。説明板を探して歩くのも楽しい。
梅の木通りと環七通りの合流地点にあった、「路傍の石」で有名な小説家、山本有三の説明板。彼は昭和21年に馬込に引っ越し、翌年に参議院議員に就任、日本国憲法の口語化を政府に進言したり、国語や文化に関する各種法案の制定に関わった。
■厳島神社
梅の木通りから横道にはいったところにある神社で由緒は不明。
弁天池の小島に祀られている。
厳島神社に隣接する山王花清水公園。ハーブや季節の草花が植えられている洋風庭園。残念ながら現在は開花している草花はあまりない。
園内にある、弁天池の源泉。
■春日神社
鎌倉時代に創建されたといわれる神社。
社殿。
春日神社のそばの交差点に大田区が設置した「いにしへの東海道」の碑。春日神社の前の通りは、「時代により奥州街道、相州鎌倉街道、平間街道、池上往還などと呼ばれた古道です」と刻まれている。現在は春日通りと呼ばれている。
春日通り。
(続く)
■円能寺
元亀年間(1570-1573)創建の真言宗の寺院。成田山新勝寺の末寺で、「大森不動尊」とも呼ばれる。
■日枝神社
円能寺に隣接する神社。境内には江戸時代の庚申塔が3基あり、このうちの文政2年(1819)の庚申塔は道標をかねており、「左まごめ道 右なかのぶめぐろ道」と刻まれている。
社殿。
文政2年の庚申塔。「左まごめ道」と刻まれている。
残り2基の庚申塔。背の低いほうが元禄13年(1700)、高いほうが貞亨元年(1684)。
社殿の廊下にあった、精巧な鯉の滝登りの浮き彫り。
■ジャーマン通り
大正14年(1925年)から平成3年(1991年)まで通りの近くに東京独逸学園があったため名づけられた。
■山王草堂記念館
明治から昭和にかけて活躍したジャーナリスト、評論家、歴史家であった徳富蘇峰(とくとみそほう)が大正13年(1924)~昭和18年(1943)に住んだ住まいの一部を記念館として保存。蘇峰の代表作「近世日本国民史」原稿や各界著名人からの手紙、蘇峰が刊行した日本最初の総合雑誌「国民之友」の実物など、蘇峰に関する資料が展示されている。小説家の徳富蘆花は実弟。
入り口。
蘇峰の像。
記念館の建物。
館内に復元された、蘇峰の書斎。馬蹄形の机で、長時間座り続けても疲れないように掘りごたつになっている。
庭園。静かな園内にはベンチやあずまやがあり、散歩疲れをここで癒すのもよし。
記念館のそばにあるカタルパの木。同志社大学の創立者で蘇峰の恩師でもあった新島襄が明治10年代に蘇峰に贈った種子の木から3代目に当る。6月に香りのよいベル状の白い花をつける。
■梅の木通り
文字通り、通りに梅の木が植えられている。通り沿いは閑静な住宅街。
通りに植えられているのは紅梅。
ちょうどみごろ。
詩人・小説家、室生犀星の説明版。馬込・山王には、文士・芸術家の旧居跡もしくはその近くに、文士・芸術家に関する似顔絵入りの説明板が設置されている。説明板を探して歩くのも楽しい。
梅の木通りと環七通りの合流地点にあった、「路傍の石」で有名な小説家、山本有三の説明板。彼は昭和21年に馬込に引っ越し、翌年に参議院議員に就任、日本国憲法の口語化を政府に進言したり、国語や文化に関する各種法案の制定に関わった。
■厳島神社
梅の木通りから横道にはいったところにある神社で由緒は不明。
弁天池の小島に祀られている。
厳島神社に隣接する山王花清水公園。ハーブや季節の草花が植えられている洋風庭園。残念ながら現在は開花している草花はあまりない。
園内にある、弁天池の源泉。
■春日神社
鎌倉時代に創建されたといわれる神社。
社殿。
春日神社のそばの交差点に大田区が設置した「いにしへの東海道」の碑。春日神社の前の通りは、「時代により奥州街道、相州鎌倉街道、平間街道、池上往還などと呼ばれた古道です」と刻まれている。現在は春日通りと呼ばれている。
春日通り。
(続く)
もう咲いているところもあったんですね。
梅といえば水戸の偕楽園が有名で、一度行ってみたいとは思ってはいるんですが、なかなか機会がなくて。。ちくわさんは行かれたことありますか?
馬込文士村は初めて聞きます。高校のときに
とっていたのは日本史ではなく世界史だったもので。
ちくわさんのブログを見ると日本史の勉強にもなり
とてもためになります。
偕楽園は小学校の遠足で行ったことがありますが、梅の時期ではなかったです。梅の時期に偕楽園に見たいと思いますが、有名な名所なので非常に混むようですね。
私も高校時代は世界史専攻でした。散歩やブログ作成を通して少しづつですが日本史を学んでいます。義務でやる学習はつらくてたまらないですが、趣味でやるのはとても楽しいですね。