タペットカバー (オイルシール交換)

2007-11-10 18:41:13 | メンテナンス
  セロー メンテナンス
INとEXのタペットカバーからオイルが滲み出ています。
今回はオイルシールの交換をしましたので、その時の様子を写真で紹介します。

最初にシートとGSタンクを外してしまいましょう。
作業スペースは広い方がイイですからね。
特にIN側はGSタンクを外さないと作業できません。
ヒューエルコックから抜いた燃料パイプにはウェスを差しておきました。
EX側のタペットカバーの様子。
滲み出したオイルが焼き付いてます。
カバーを外す前に周辺を綺麗にししておきましょう。
今回はパーツクリーナーをプシュ~ッ!
ヘキサレンチ 5mmで3本のネジを外します。
中にゴミ等が入らないようにウェスで塞いでおきます。
写真では判り難いですが、中のOリングは下側がペッタンコになってました。
これではシールの役目を果たしません。
合わせ面を綺麗にしOリングにシリコングリスを塗って溝にはめます。
3本のネジが均等に締まるように少しづつ締めます
組み付けた後はパーツクリーナーをプシュ~ッ!
再度 脱脂しました。
IN側の様子。
EX側ほどじゃありませんがカナリ滲んでます。
こちらもパーツクリーナーをプシュ~ッ!
ヘキサレンチ 5mmで2本のネジを外します。
合わせ面を綺麗にしてゴミが入らない様にウェスで塞いでおきます。
これもチョッと判り難い写真ですが、コチラはOリングの膨らみがマダ有りました。
マダ 使える!?
否! オイルが滲み出てますので劣化してるんですね。
使えません。
新しいOリングにシリコングリスを塗って溝にはめ込みました。
ネジを締めるのは先ほどと同じです。
写真がピンボケですけど、ネジにはリチューム系のグリスを塗って締めました(チョッと盛り過ぎ!?)。
サービスマニュアルでは締め付けトルクは1kg・mです。


今回の協力者達 
アッ 大きいメガネレンチはココでは出番が有りませんでした。
別な作業と一緒だったので紛れ込んでしまいました。
なので、別の作業の最後でもこの写真が登場します。

初めてなので時間を掛けましたが、出来る人なら30分位の工程ですね。
アッチコッチ眺めながら作業したので3日間に渡ってます。
明るさやカメラが違ってます。
気付きました?

コメント (2)
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