デサルフェータ再々 Part4

2015-08-20 21:38:57 |    デサルフェーター

デサルフェーターの検証ですが期間が空いたので経過報告。

尚 今回は以前に掲載したデータも再掲載しました。

 

 

  最初は長期借用中のバッテリーの件

 

受け入れ当初はダメダメだったのが1ヶ月後(6/21)には希望が見えてきました。

 

6月末にデサルフェーター配布サイト(一年中なにかの花粉にアレルギー)

管理人のご厚意により回数&電圧が強烈なヤツを手に入れ7/4より使用開始。

 

数日後 充電器のFULL表示(フロート充電)が消えデサルフェーターの

動作中LEDも消灯してました

充電開始させても直ぐに待機表示のみ点灯でFULL状態にも入りません。

バッテリー受け入れ時と同じ状況です。

 

電圧測定してみると・・・

 

・・・これがMFバッテリーの突然死ですか!? 

 

 

開封して液補充する事はバッテリーの持ち主から事前に了解得てましたので

7/12 さっそく液補充開始。

って、道具の準備がヨロシイ様で・・・ 

 

開封して中を覗いても湿ってるのか乾燥してるのか判りません。

液が無くなったのか? また どれ位入るものなのかも判らないので・・・

まずは1cc注入。

液補充しただけでは電圧は殆ど変化ナシ 

 

更に2cc追加注入してトータル3ccで充電開始。

取りあえず充電中表示で電圧もソコソコ出てます。

蓋を開けたママなので外で充電 様子見。

 

検証中に突然死に見舞われたりしましたが、デサルフェーターを掛けて

ホボ2ヶ月後(7/17)にはカナリ期待出来るデータが取れました。

 

 10Ωセメント抵抗負荷

  6/21 7/17
0秒 12.70 12.77
30秒 10.87 11.98
60秒 10.86 11.86
120秒 10.81 11.82
180秒 10.75 11.81
240秒   11.80
300秒   11.79

ココまでホボ2ヶ月 長かった~~ 

 

 

10Ω負荷で期待出来るデータが取れたのに気を良くして

今後は55Wの電球負荷でデータ取りすることにしました。

平日で時間が無いなかでデータ取りしたので1回のみ取得です。

尚 充電中はデサルフェーターを接続してます。

 

7/21 3cc注入・充電後の測定結果ですが、カナリ 良い結果じゃないですか!?

 

7/24 更に液増量してトータル5ccの結果。

 

電圧を測定しながら数回に分けてトータル25cc注入して充電してました。

 

8/8 ソロソロ劇的改善!!を期待し測定。

   ・・・アレ?    劇的改善!!どころか劇的改悪!になってるじゃないですか。 

8/15 ・・・益々 改悪してる! どういう事? 

 

55wの電球負荷

  7/21 7/24 8/8 8/15
0秒 12.73 12.76 12.71 12.72
30秒 11.10 11.16 11.05 10.75
60秒 11.03 11.08 10.91 10.58
120秒 10.90 10.94 10.56 10.06
180秒 10.78 10.80 10.14  
240秒 10.66 10.63    
300秒 10.53 10.53    

 

この結果はどう解釈すればイイんでしょう?

 

受け入れ時 充電さえ出来なかった・・・

   サルフェーションが有った?

   デサルフェーターを掛けたら充電出来るようになった。

   また 放電特性の改善(6/21vs7/17)がみられた事から

   サルフェーションが有り減少したと考えられる。

 

検証中に発生した突然死・・・

   電解液が無くなった?

   液補充した結果 充電出来るようになった事から十分考えられる。

 

トータル25cc注入後 徐々に徐々に電力容量減少・・・

   補充液が多過ぎて希硫酸が薄くなった?

   バッテリーを逆さまにしても液は落ちないんですけどね。

   内部の導体が崩落した?

   もともと経年劣化で崩落しかけてた導体にデサルフェーターを

   掛け続けてダメ押しをしてしまったのかも。

 

その他には・・・

   ん~ 判んね

 

バッテリーに詳しい訳ではないですし、電圧測定&実際にバイクに乗せ

実用になるか確認以外の方法を持ち合わせてません。

なので 私なりの検証結果から現時点の私では上記しか考えつきません。

バッテリーに詳しい人ならモット他の分析が出来るかもしれませんけどね。

 

 っと いうことで・・・ このバッテリーは・・・ 

 

 

 

 2つ目は原チャに搭載して検証中の件

 

原チャに搭載当初の状態

 

クッ クッ ク クククククビ~~~
                     
   セルが回る音      エンジンが回る音

 

 

現状

ククビ~~~  セルの回転は絶好調です 

 

55wの電球負荷

  5/10 6/21 8/1 8/14
0秒 12.35 12.43 12.43 12.61
30秒 11.04 11.27 11.44 11.36
60秒 11.01 11.25 11.44 11.33
120秒 10.91 11.20 11.39 11.25
180秒 10.85 11.15 11.32 11.15
240秒 10.76 11.08 11.25 11.06
300秒 10.65 11.00 11.17 10.95

 

この結果はどう解釈すればイイんでしょう?

 

5/10と6/21を比較・・・

   放電特性をみると 始めた頃に比べれば少しだけ改善した!?

   サルフェーションが有り減少したのかも   

   ですが 6/21以降は一進一退ですかね。

 

セルの回転に勢いが出てきた・・・    

   バッテリー容量が増えた?

   当初は喘ぎながら回る!っという感じだったのですが、今は

   ストレス無く回ってます。

   エンジン始動に失敗して長めに回しても勢い良く回ります。

   ですが 放電特性をみたら容量が劇的に改善したとは思えない。

   内部抵抗が減少した?

   電圧の変化・セルの回転勢いから考えられると思います。

   

その他には・・・

   ん~~ 判んね

 

 

多少なりともサルフェーションは改善してると思われますが、

放電特性を見ると内部導体がカナリ経年劣化してると思われます。

ヒョッとして崩落してる部分も有るかもしれませんね。

通勤使用の原チャのバッテリーとしては現状でも十分使用に堪えると思います。

なにしろ セルがストレス無く回りますから 

 

 

デサルフェーター 効果有りとみるか効果無しとみるかは貴方次第。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする