“名高い山頂まで電車で運ばれた人は、
登山家と同じ太陽を見ることはできない”
アランの『幸福論』より
パチパチ!ちょっとキザかしら。てへっ。
幼稚園の園長でもある大先輩住職のお話です。お母さん達に「子供たちには買ってきた雑巾でなく、お母さんが縫った雑巾を持ってこさせてください」とお願いしたところ、1人のお母さんが
「スーパーで買ってきたって雑巾は雑巾じゃないですかっ!」と声をあげたそうです。
するとなんと、みんながそのお母さんに拍手をしたんだそうです…。
自分の子供が愛せない、と悩むお母さんがいると聞きます。“愛”せなくてもせめて“接”すればいいのにと思います。幼稚園でハムスターや金魚が死ぬと涙をポロポロ流す子達が、おじいちゃんおばあちゃんの葬儀できゃっきゃっと騒いで走り回っています。きっとあまり接していなかったからです。
普段忙しくて子供に関わる時間が取れないなら、せめてそれを見たときに親を感じることができる何かを手渡せたら。
個人的にキャラ弁とかはご勘弁ですが(^^;)
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