今日は大阪国際女子マラソンでしたね。
「大阪城だあ♡」とか言って、30キロくらいまで横目で見てたんですが、終わってビックリ。前田穂南選手が日本新出したんですねー!パチパチ!
パリオリンピック代表に向けて、いろんな競技で熾烈な争いが繰り広げられてますなあ。
仏教は「勝ち負けから離れた世界」を目指す教えなので、「勝敗のある『スポーツ』をどうとらえるのさ!」と言われることもあります。
ですが、単純に勝ち負けから離れればいいだけだと個人的には思っています。あるのは「納得」だけだと。
勝っても負けても「納得」があればいい。
納得の因子はたくさんあるし、さらに自分の納得、周囲の納得、他人の納得などの違いもあるでしょう。
そして、納得とは別ですが「気持ち」に対する、ある代表決定戦の試合前談話でのこと。
「私が勝って代表になるべきだ」のような談話をしている選手に対し、家内が「あ~、、、、べきは弱いよー」と言っていて、実際に結果がその通りになり、考えさせられました。
「私は勝つべきだ」
「私は勝たねばならない」
など、「~べき」や「~ねば」は、自分自身の意志以外の何物かに、勝利の責任の一端を負わせているようにも受け取れます。
スポーツ以外にもいろいろな場面で出てくるフレーズだと思いました。そして、「べきねば」から離れた方が納得には近いと私は思うのです。
「べきねば」は結果として弱く、納得からは遠い。
自分自身も気をつけていこうと、あらためて心に決めた日曜の午後でした。
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