夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)が開幕し、いよいよ8月になったなあと。パチパチ!
さるすべりも満開よっ。
身内の恥をさらしますが、
先日、実家のお墓参りをした際の会話
実母:「お墓には水をかけちゃいけないんだってよ」
わい:「は?、、、、、なんで?」
実母:「友だちが霊園でそう言われたって」
わい:「だから、どういう理由でいけないって言われたの?」
実母:「濡れると石が割れるんですって」
わい:「だったら、雨が降ったらどうなるの?」
実母:「そうよねえ」
わい:「、、、、、、、」
お寺の住職の身内ですらこんな感じです。
「なんで?」
という理由を気にするのを忘れて欲しくないです。
石の割れ目に水が入り込んで、夜のうちにそれが凍ると、割れ目が広がる、、、、ということは自然界ではあるかもしれません。
でも、そもそも、墓石にそんな割れ目があったら、石屋さんの不手際だし、そうやって御影石の墓石が割れた話なんぞ、金輪際聞いたことありません。
先日も、「仏壇に写真は入れちゃダメなんだよ」と周囲に熱弁をふるっておられる方がいらっしゃいました。
熱弁:「仏壇は写真を入れちゃいけないんですよね」
わい:「は?、、、、なんでですか?」
熱弁:「真言宗の住職が動画で言ってました」
わい:「私も真言宗なんですが、、、、で、その方は『なんで』だとおっしゃってました?」
熱弁:「仏壇の中はきれいにしなきゃいけないからですって」
わい:「、、、、、、、」
仏壇の中は、きれいにすべきです。でも写真を入れることで汚くなる、雑然とする、ということは無いと思います。
お釈迦さまや空海上人が御存命のころ、写真というものは世の中にありませんでした。
ですので、仏教で、とか真言宗で写真をうんぬん、なんていう決まりはありません。
※仏壇はお寺の本堂のミニチュアなので、お寺の本堂のように整えるのが基本です。
禁止事項を増やすことで相手の不安をあおったり、考えの自由を奪ってあなたをコントロールしようとする人が残念ながらおります。
個人的に「入れないで欲しい」「入れない方がいいのでは」というのはいくら言っても構いませんが、あたかも仏教の決まり事のように流布するのは止めてもらいたいです。
「今野、そこに愛はあるんか?」
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