『歩きはじめる言葉たち 漂流ポスト3.11をたずねて』、本日のキネマ旬報シアターではトークショー付きだとのことで、いそいそ柏まで出掛けてきました。パチパチ!
主演?の升毅さんと監督の野村展代さん
ミーハーだからとりあえずサインはもらいます(^^)
漂流ポストに押し花を寄付されている柏市の写真館の佐藤曜子さんがいらしていて、連鶴「絆鶴」をいただきました~!
陸前高田の市役所職員の方が、被災地を案内するのですが、
「私も6歳の子どもを亡くしたんですけど」
とかサラっと言うんです。いやあ、ここに来るまでどれほどの辛さ、苦しさ、葛藤があったんだろうと想像します。もちろん今もそれらが無くなった訳では無いでしょう。
「結婚より離婚の方が大変だよ~。結婚は勢いでできるけど、、、、」
なんてよく言われますが、人の誕生と死もしかり。大切な方とのお別れには、時間も労力も想像以上に必要だと思います。
そんなとき、「手紙」という方法が悲嘆回復にフィットすることもあります。
手紙はいいなあ。映画を観てしみじみ思いました。
だから私は年賀状、今のところやめる気はありません、、、。
漂流ポストに集まった手紙って、その後どうなるんだろう?と思いましたが、やはり、そういうことなんですねー。
地元僧侶がお寺で供養してるそうです。
我々、坊さんのできること、期待されていることはまだまだたくさんある!
追伸
「自死・自殺に向き合う僧侶の会『シャラナ東京』」では、『虹のポスト』の活動で自死された方へのお手紙を受け取っております。
いただいたお手紙はご本尊様の御宝前でご供養し、お焚き上げをすることで亡き方へ手向けます。
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