年末年始は死にたくなる

春に花咲くヒヤシンスの芽は、この時期にはもう出ています。パチパチ！




昼間、年賀状の宛名を書きながら、たまたまFMラジオを聞いてたんです。
番組に20代男性が「死にたい」とメッセージを送ったことで、多くの聴取者からの反響がありました。
一部が紹介されましたが、どれも私にはフィットしませんでした。


「親からもらった命を捨ててはいけない」
「死にたいなんて口にしたら絶対にダメだ」
「何か趣味を持ちなさい」
「生きていれば、いつかいいことがある」



、、、、、そりゃあ、その通りですけど、それが出来ないから悩んでいるんだと思うんです。
正論は落ち込んでいる人を救わない。


江戸時代の記録に既に
「年末年始は自死が多い」
ことが書かれているそうです。世の中が浮かれる時期だからこそ、反対に落ち込む人はいるのです。

だから、「木の芽時は自律神経が乱れたり、交感神経が鈍化する（よって変な人が増える）」といった知識と同様に、「年末年始はウェイ系と自分をつい比較して、死にたくなるもんなんだ」と知っておくことが大事だと思います。
※ちなみに学生の場合は、夏休みの終わる頃や二学期の初めが多い


「死にたい、、、、」
「年末年始だもんね」
「、、、、そうなの？」
「そうらしいよ」


誰だって、ズドーンと落ち込むことはあります。だから、「えーっと、、、、今は年末年始だから、たしか落ち込みやすい時期なんだったかな。苦しいけど明けない夜は無いんだろう」と思えればだいぶラクになります。
キラキラと光ができれば、同時に影もできる。でも大丈夫。もうじき年は明けます。
今から20ン年前の20世紀最後の日もそう。大騒ぎだったことを覚えています。だけど過ぎてしまえば昨日というただの1日でした。


追伸
リスナー回答のうち一通が、「毎日、自然の景色を愛で、小さなできたことに感謝する」という内容で、いいなあ、と思ったのですが、「、、、、そうすることで、リア充を見返してやろうと思います！」という結びで、ズッコケました（＾＾；）
人生を勝ち負けで考えたら、悩みは一生無くならないよ、、、、、