写経のつどいの片付けもそこそこに、仏教伝道協会のシンポジウムに行ってまいりました。パチパチ!
青森県の恐山の院代でもある南直哉さんの話を一度、伺いたかったので、参加できて良かったです。
私の勝手な南さんのイメージは「永平寺の鬼軍曹」でした。
南さんが永平寺の廊下を歩くと、あたかもモーゼの十戒のように雲水たちが道を空けた、という話を聞いていたので、どんなおっかない禅僧だろうと思っていたら、ジャパネットたかたのような甲高い声のマシンガントークと、桂歌丸師匠のような笑顔で終始話を進めるので正直驚きました。話の大体八割がそんな感じで、周りの妙齢のおばさま方はどっかんどっかん笑ってました。
しかし、、、、
いつの間にか、胸の内のうちまで見透かすような視線で会場を突き刺しながら、人生の根幹に関わるような話になっているのです。そして一言ひとことが、どれも刺さる刺さる、、、、
いや、まいった。
おまけ~
会場には私も含め坊さんが10名近くいたと思います。「この中に、僧侶もいるようですが、、、」と言いつつ示した、南さんの考えるいい坊さんの条件
・いきなりお金の話をしない
・自分の寺の自慢をしない
・質問を嫌がらない
・教えを具体で話せる
・ここから先は分からないと言える
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