おかげさまで、連日、「流山立木観音」に訪れた方の呼び鈴と問い合わせ電話の嵐です。パチパチ!
やさしくなりたい、やさしくなりたい、、、、と念佛を唱えるのですが、どうしてもやさしくなれず、、、、、
御堂の正面扉に「御開帳は毎年3月11日14時~15時」と貼り紙を貼っているのに、「〇〇から1時間半かけて来たんだ(だから扉を開けろ)」と粘られたりします。でもそんなのはまだいい方で、「あなただけ特別扱いはできないんです」というと「私はね、物見遊山の人とは違うんです。きちんと信心を持って訪ねて来たんですよ」という謎の返しをする人がいたりして、その応対でこの数日、疲弊しておりました。ちなみに仏教の信心とは、自分だけ優遇しろというものでは決してないです。
「もしもし!お宅の近くまで来てるんだけどお寺が分からないんだよ!看板とか無いの!?」
「看板は無いんです。そちらの今いらっしゃる場所で何か目印ありますか?」
「スターバックスの前にいる」
「へ?その隣の隣なんですけど、、、、スタバの隣に保育園ありませんか」
「隣の保育園?うん、あるある。」
「保育園の隣が円東寺です」
「保育園の隣にお寺なんかないよ!」
「、、、、、、、お寺に見えないかもしれませんが、それが円東寺です」
「いや!お寺なんかないよ!」
「、、、、、、、ちょっと、お待ちください。今、そちらに行きますから(-_-;)」
今回の間違いなくナンバーワン電話はこちら!残念ながら私ではなく、家内が応対。
「もしもし、円東寺さん?」
「はい、円東寺です」
「お宅のお電話番号教えていただけるかしら?」
「、、、、、」
メガネをかけているのにメガネを探す人を超えたと思います(^^;)
人間って、ホント面白いですねー。でも中には、呪いの言葉をかけてくる人なんかもいて滅入ります。
とはいえ今日は3月10日。東京大空襲のあった日でもあり、10万人を超える亡くなった方の魂に真摯に向き合いたい日でした。嗚呼、やさしくなりたい、、、、
なお、御堂の中には入れなくても、窓越しに24時間拝することができますので、いつでもお参りくださいませ~。
写真~
落慶法要の一コマ
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