流山のお隣の柏市では柏市文化財保存活用地域計画を作成中です。パチパチ!
柏市は、常磐線と東武野田線の柏駅ができてから、千葉県北西部を代表する都市として発展していますが、かつては水戸街道の小金宿、我孫子宿に挟まれた「通り過ぎる場所」でした。そのため、我孫子や松戸に比べ、歴史的建造物、文化財のようなものが少ないともいわれます。
昨日の拙ブログ記事の続きになりますが、「では、歴史的価値とは何なのか?」という話です。
柏市は上記の事情を踏まえて、少ないなら掘り起こそう!ということになったのでしょう。市内にある多様な文化財を調査し把握して、まちづくりや観光などとも連携し、保存・活用を進めていくそうです。
そして柏市のホームページを見ると、未指定文化財として「逆井囃子」、「柏神社お囃子」、「野馬土手」の3つが挙げられております。野馬土手がしっかり入っているじゃないですか~!
柏市はすでに野馬土手の価値に気づいていて、保全をしていきますよと市のホームページに明記しているのです。
流山おおたかの森駅構内に、なぜ馬のオブジェがあるのか?おおたかの森北1号公園のお馬さんたちは何なのか?オランダからやってきたペルシャ馬を祀るオランダ観音とは何か?
それらの物語と、現在、実際に残っている野馬土手をリンクさせれば、新たな観光が馬れる、もとい、生まれると思います。
この晩秋に行われる予定の市内観光アンケートでは、野馬土手と円東寺に一票投じましょう(^^)!
写真~
明日から秋のお彼岸。境内に、にょきにょきと彼岸花が生えてきました。きっちりと約束を守る律儀さには毎年感心します。
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