今朝のNHK朝ドラ『エール』で、梅ちゃんが五郎に告白するシーン。
「これって、観福寺じゃないかなあ。あれ?後ろに見える銅像、あれが弘法大師なら(真言宗だから)観福寺でビンゴだなあ」
なんて、思いながら観てて物語に集中できず、またしても感動が薄れてしまった気が。嗚呼、、、(^^;)
※やはり、観福寺だったようです。パチパチ!
景観が古風で美しいので、ドラマや映画の撮影によく使われるんですよね。私のお参り記録はコチラ
歴史的価値とは、古けりゃいいというものではありません。だって、そこら辺の石ころだって間違いなく何十万年も前のものですから。
そこにどんな物語があるかが大切だと思っています。それさえあれば、たとえ昭和にできたものだって、歴史的価値があると思います。歓喜に彩られた昭和39年(1964)の東京オリンピックの遺構なんかもそうですし、171人もの殉職者を出した黒部ダムなんかもそうでしょう。もちろん、古ければそれに越したことはないのですが。
円東寺にある一番古い仏像は、戦国時代(約500年前)のものと言われるお地蔵さまです。しかし、残念ながら、いつだれが何のために作ったのか分からないので、どんなに礼拝対象として崇めても、文化財としては認められないのです。
今日の観福寺は、きっと
「ここって、朝ドラの『エール』で撮影に使われたらしいよ」
ということで話題になるでしょう。しかし、ハナコの岡部と森七菜が将来結婚したら(確率はかなり低、、、、失礼!)、
「あの二人って、実は、ここで既に告白していたんだよね」
という物語の地になります。
、、、、ということで、毎朝せっせとお地蔵さんに話しかけては、物語を捏造しようとしてます(^^;)
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