レディオ体操後に予定通り除草剤を撒き終えて、さあ、涼みに行くぞと、映画館へ。パチパチ!
気になっていたドキュメンタリー『なぜ君は総理大臣になれないのか』、ようやく観れました。
平日だし、空いているだろうと思ったら、そこそこ混んでてびっくり。
ただし、、、、、、
なんなんですか、あの、特定の思想に凝り固まった老人たちはっ。いやあ、不快でした。だから若者が政治が嫌いになるし、政治の話を避けて通るようになる。
せっかく映画の中で、小川淳也代議士が「政治家をバカだとか、政治家を笑っているうちは、この国は絶対に変わらない。だって、政治家って自分たちが選んだ相手じゃないですか。自分たちが選んだ相手を笑っているわけですから…」と大画面から訴えているのに、自分の嫌いな政党の政治家をあざ笑う、、、、
あ、そうか、変わらなくていいと思っているのか(^^;)
実際の映画は、一政治家のドキュメンタリーなので、特定の政治信条を押し付ける内容では一切ありません。
以下、ネタバレあり。反転させて読んでくださいまし。
2003年からカメラは回り、クライマックスは2017年の選挙。その出陣式には、慶大の井手英策教授が応援演説のために神奈川から香川まで駆け付けます。短い演説シーンですが、思わず涙があふれて止まりませんでした。
これから選挙週間だぞ!握手しまくるぞ!声枯らすぞ!エイエイオー!
という場面で、
「なぜ、この男が謝らねばならないんですか!」の力強いセリフ。
それを聞いて、脇にいる小川淳也は男泣き。奥さんも娘も涙を流してます。
小川代議士は、言っちゃっていいの?ということをどんどん話す政治家のようです。自分が所属していた民主党政権を失敗だったとあっさり認めるし、希望の党から出馬しながら「打倒小池」とか言っちゃいます。まっすぐすぎると言えば聞こえがいいが、単に融通が利かないエリートお坊ちゃまなのか、、、、
しかし、あの両親や家族を見れば分かります。
「お父さんが政治家で本当に嫌だった」
と言いながら、【娘です。】と大書されたタスキをかけて商店街でチラシを配る19歳と20歳の娘たち。小川代議士にあるのは、本当に心の底から「日本を良くしたい」という信念。それだけなのでしょう。
そして、5期当選のベテラン代議士になっても、家賃47000円のアパートで暮らし、高校の同級生でもある奥さんと炭酸水で晩酌をする姿、、、、、(油揚げおいしそうだった^^)
個人的に応援したくなります。
2017年は善戦しましたが、今の野党じゃ弱すぎて、与党代議士がスキャンダルでも起こさない限り小選挙区では相変わらず厳しいでしょう。
とはいえ、この映画が香川県でどれだけ観られるかで、案外変わるかも、、、、!?
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