昨夜は『流山ホラー部』の例会でした。パチパチ!
ホラー部は不定期でホラー映画を愉しむ紳士淑女の会です。今回は『事故物件 怖い間取り』
映画自体は、ブティック「おしゃれ木田原」の娘がやたらいい子だったこと以外、突っ込みどころのオンパレードで特に後半は「そこはオンバザラ○キシャボクじゃないのかあ!?」「いや、お線香ってそういう使い方しないからっ」などと、もう苦笑するしかない展開なのです。でも、ホラー部として大勢で楽しむには絶妙なチョイスでした。
それはさておき、
「恐怖」の正体とは何だろう?
と、帰宅後にしみじみ考えさせられました。ちなみに私の場合、『ジュラシックパーク』の恐竜やキングコングは怖いけど、ホラー映画とは考えられません。ホラー映画でも、暗闇から突然「ワッ!」というのは驚くけど、これは衝撃。
「暗闇から突然「ワッ!」と来るかも、、、、」
というのが恐怖だと思います。
つまり、恐怖とは個々の中にある「記憶に由来する想像」なんじゃん!ということです。
例をいくつか挙げますと(映画とはあまり関係ありません)、、、、
現象:犬が誰もいない空間に向かって異様に吠え続ける
恐怖:動物は人間には見えないものが見えるのであろうという共通認識からくる想像
現象:玄関の呼び鈴が鳴る
恐怖:こんな深夜に「普通の人間」が来るはずがないという経験や知識からくる想像
現象:帰宅すると誰もいない部屋の真ん中に首のない人形が置かれている
恐怖:首のない人形に対するそれぞれの記憶に基づく想像
現象だけを観察する「智慧」を身につけていれば、そこに恐怖は無いのです。まあ、うるさい犬も深夜の訪問も壊れた人形も迷惑ですが(^^;)
この件に関しては、blogに書くにはテーマが壮大すぎるので、いつかあなたの街でショーをやったときにでもお話させてください。
| Trackback ( 0 )
|
|