私が小中学生の頃は、レンタルビデオ屋さんでビデオを借りると値段はまちまちでした。まちまち!じゃなくて、パチパチ!
人気のないのは400円くらいで借りれましたが、マニアックなものは1200円とかしました。お小遣いは月に500円くらいしかもらってなかったので、友人同士でビデオや大人の本を見るのは文字通り「イベント」でした。
あの頃、デビッド・クローネンバーグが好きで、『スキャナーズ』(※)とか『ヴィデオドローム』とか、友だちとお小遣いを出し合って、自転車で大宮駅近くのレンタルビデオ屋まで借りに行き、友だちの家で上映会(ビデオデッキを持っている奴はクラスに数名しかいなかった)をする、、、、ということをしばしばしていました。日本では上映されなかった伝説の『 Mishima: A Life In Four Chapters』も、当時観ているのが自慢です。クエンティン・タランティーノじゃないですが、当時のビデオショップの店員さんは皆さん映画マニアで、グロで難解な映画を借りまくる中学生にいろいろと話しかけてくれました。まあ、、、、私の暗い青春です。
ところで、最近になってようやく分かりました。
「ああ、自分は今になって再びそれをやりたいんだなぁ」
と。
映画やアートを観て、柿ピーを食べながら口角泡とばす。そんな空間が欲しいのです。ただ、私がやると「自分大好き」な会になってしまう恐れが濃厚です(^^;)
なので、私の会でなく、みんなの会にできたらいいなあ。そのときはぜひ円東寺でやってほしいです。
(※)超能力で頭を○っとばすシーンは衝撃。実は、日本の『AKIRA』や『北斗の拳』もスキャナーズから影響を受けたのだそうです。
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