PRINCOの今日のパチパチ
Sidosso Princoちゃんの思わず拍手パチパチ記録
 



港区の正山寺へ行ってました。パチパチ!
こちらのご住職は精神対話士の資格を持ち、一対一、秘密厳守でひたすらお話を聴くという活動をお寺でしております。

重松清の『青い鳥』に村内先生という吃音の中学校臨時講師が出てきます。
臨時講師だからあちこちの学校を渡り歩き、赴任する学校、学校で誰にも話せない心の傷を持った生徒に出会います。場面緘黙(かんもく)症の子、いじめを受けた子、いじめに加わった子、父親が自死をした子、父親が交通事故で相手を死なせてしまった子、、、、そういった生徒たちに村内先生はただひたすら寄り添います。そして言います。「間に合ってよかった」と。
「先生にで、できる、こ、ことは、みんなのそばにいるこ、こと、だ、だだだっけででで、です」
「ひとりぼっちが二人いれば、それはもう、 ひとりぼっちじゃないんじゃないか」
「先生は、ひとりぼっちの子のそばにいる、もう1人の、ひとりぼっちになりたいんだ。だから、先生は、先生をやってるんだ」

村内先生は吃音だから大事なことしか言わない。マンガ『ナニワ金融道』で灰原の上司の桑田が「自分が間違っていると思うヤツほどよくしゃべるんや」というシーンがあります。耳が痛い、、、。

僕りんも遠い場所からやたらしゃべるばかりでなく、傍にいるだけで何も話さない、そんな存在になれたら良いのですが、、、。


追伸
正山寺住職に「開ウン開コンパーチー」の話をしたら、めっちゃ興味があるそうです。「チラシ出来たらくださいね」と(^^)。やはりこれはGOなのかっ!?


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