近代橋梁建設技術の粋を集めて建設された橋ですが、この先わずかな距離で行き止まりです。ゆくゆくは、三(愛知県三河)遠(静岡遠州)南信(南信州)自動車道として2020年代に完成を目指しています。そうなればこれから行く日本のチロルともいわれる下栗の里へは安全に早く行き着くことができます。
風光明媚な名勝天龍峡の景観に調和するため、アーチ部分を強度を保ちながらできるだけほっそりとスマート(スレンダー)な形状にするとともに色彩を落ち着きのある山鳩色を採用とのことです。今は観光客もまばらですが、昨年末に初お目見えしたこの場所は間違いなく賑わうことになりそうです。