天守閣を支える石垣は見るほどに美しく、強く見えます。北西角の鋭い直線は、江戸時代の石積み技術が優れていることの証でもあります。加藤清正が監督した石工たちの技術がコンクリートビルディング城を支え続けてきたのです。
内堀の北側に天守礎石が並んでいる場所があります。昭和20年に戦災で焼失した天守閣を支えていた礎石を現在の天守閣を再建したとき、以前の配置のように整列させて保存しています。
本丸のエリアから北の本丸御殿に抜ける門が不明門（あけずもん）です。常に鎖して開かないのでこの名が付きました。大奥へ抜ける秘密の門でもあったようです。満開の桜が見えましたのでくぐってみました。
