こちらの屋根には人が手をくわえたような良い形の綿帽子をかぶっています。春はまだまだ先です。寒波がまた押し寄せてきてこの屋根にも、またいっぱいの雪が積もります。
良く見ると雪下ろしをしっかりした屋根と、綿帽子をかぶった屋根とが混在しています。村人が住居として住んでいる家と、物置的な建物の差なのでしょうか。
今回雪国には珍しい快晴に恵まれました。雪の白と空の青が際立つ美しさを存分に味わうことができました。茅葺屋根の急な傾斜のために尾根の雪だけが、降った厚みのまま取り残されて独特の雰囲気を醸し出してくれています。
