一点の曇りもなく磨き上げたヘルメットを真っ白い顎ひもでキリリと固定し、まっすぐに前を見つめている彼の顔には気品を感じさせられます。40分間動いてはいけない任務は考えるだけでも大変と思いますが、彼は立派に遂行しています。
儀仗兵は身長178cm以上のほか均整がとれた体格の上、容姿端麗であることが兵役時の軍からの推薦の条件とのこと。そのうえで厳しい教育と訓練に耐えた精鋭だけが任に当たれます。大門に続く中央広場の奥には山門と大殿が見えます。
忠烈祠の大門の前はロータリーになっていて観光バスやタクシーが停まれるようになっています。観光客は普通バスかタクシーで乗り付けますので、うろうろ歩いているとタクシーの運転手さんが近づいて来るかもしれません。