地元陶器メーカーやアトリエの創作雛はその種類がたくさんで一つ一つ見ていたらきりがないほどです。全国のガラス工房の作品もあると聞きました。瀬戸市はガラス原料の珪砂の産地で国産天然珪砂の大半は瀬戸産とのことです。
地元高校生の作品がありました。同じデザインで成形された陶器を工芸デザイン科の生徒が彩色したものです。全国唯一と言われた窯業の瀬戸窯業高校は、現在は愛知県立瀬戸工科高等学校と校名が変わり窯業科は廃止されました。
折りしも「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」というイベントが3月6日まで行われていました。瀬戸蔵はそのメイン会場です。高さ4メートル11段の「ひなミッド」に1000体の陶器・磁器・ガラスでできた創作雛が並んでいます。
瀬戸蔵2階のミュージアムの壁に藤井五冠の師匠の杉本昌隆七段の2018年8月来訪時のサイン色紙がありました。今は八段の師匠曰く「今回の快挙は将棋界すべての世代に衝撃を与えた」。冷静な弟子に師匠もビックリなのでしょう。