実はこの浅草演芸ホールと同じビルにある「浅草フランス座演芸場東洋館」は、あのビートたけし・きよしさんが前座を務めて修行したという演芸場です。その昔は多くの殿方を楽しませた所とのことです。この日は「おぼん・こぼん」さんが出演していたようです。
終戦後の昔アメリカにあこがれた演芸関係の町の人たちが命名したのでしょうか、その名も「六区ブロードウェイ通り」に面した「浅草演芸ホール」です。落語家さんののぼり旗が賑やかです。この日も大入りだったのでしょうか。
浅草寺さん界隈はちょっと地図を見ただけでも入り組んでいて気軽に散策できませんが訳知りのご案内さんがいるので躊躇なく歩いてゆきます。西参道のアーケード街に入りました。演芸の町浅草らしいファサードが続きます。
植え込みの中に気になる群像がありました。ここ台東区出身の東洋のロダンとも言われた明治時代の彫刻家朝倉文夫の作品で「雲」とのことす。何を見上げているのかと振り返るとそこには東京スカイツリーがありました。( ちょっとできすぎですね(-_-;) )
境内にそびえる五重塔は昭和48(1973)年に再建されたもので朱の色が鮮やかです。お恥ずかしいことですが、もともと五重塔はお釈迦様のご遺骨を納める仏塔であるとのことをここで知りました。五階にはスリランカより伝来の仏舎利が納めれれているそうです。