玄徳道

道を語るブログです。

仕事道

2012-05-12 21:19:57 | 人倫
皆さま、お仕事ご苦労様です。仕事は、生きるための道です。食う為の道です。あまり、選り好み出来ぬ道です。
日曜日を迎えると、ああ明日は仕事かと憂鬱になられる方は、多いと思います。私は、日曜日しかあまり休めませんので土曜日の仕事終いからウキウキし、日曜日の朝は、嬉しくて、早朝から起きてます。そして悲しき日曜日の夕方、嘆息しています。(笑)
もちろん、奥様の家事も大変な仕事です。病気で仕事に行けない方も病気を癒すのが仕事です。子供も学校に行くのが仕事。仕事は、止むに止めれぬ道なのです。
人は、他人の仕事を見ると楽そうでうらやましがる人が多いです。だけど実際は、それぞれ辛い立場を持っています。この世に存在する以上、人間関係、家庭問題、金銭トラブル、能力的に出来る出来ない。体力的に辛い、給料が安い等々様々な障壁が我が行く道を塞ぎます。それでも生きて行く上で働かなければなりません。労働とは聖書では、男に与えられた試練です。今の世の中、女性はもっと大変です。労働と出産の苦しみがあるからです。皆さま女性を大事にしましょう。
私は嫌な仕事に行かなければならない時、宝くじが当たれば会社を辞められるとか仕事場に行くときにどこかで事故に合いそのまま入院したい等と、妄想したことが、ありました。今はありませんが。会社を辞めて転職等も考えたこともあります。しかし、私は考えました。人の苦しみはカルマがある以上逃れられないし、逃げても形を変えてやって来る存在であると。ならば、現状を凌いだ方が良いのだと。
仕事でストレスは溜まります。だからこそ、坐禅や瞑想でリラックスすることはとても大事です。お酒も飲むのも過ぎなければ良いでしょう。私は、いつも晩酌を楽しみにしています。
人間関係では、人に良い人間だと思われたい為に良い事をするのは、ストレスです。私は、悪人を目指しています。(笑)自分自身が本当に親切にしたいと思った時は、見返りを求めず親切にします。したくない時は、しません。偽善為る心は、素直を迫害します。他人に囚われず素直に思ったことを為すのが惟神の道でもあると考えます。
職場には、嫌いな人がどうしてもいる筈です。それを私は、自然だと考えています。陰と陽は必ず在ります。私は好きな人がいても嫌いな人がいても、超然とするようにしています。それは坐をしている人の醍醐味です。
実際、人とは、陰陽の束縛やカルマの脱却が出来るのでしょうか。暗黒の時代、現化、降臨された至聖先天老祖は苦しむ人を陰陽の呪縛から解き放ち、カルマさえも瞬時に滅されたことがあるのです。我々は、内に神が在ります。内に老祖が在るのです。
生きて、道さえ歩めば苦難を乗り越える事が必ずできます。
いやだいやだと思いつつ、苛められつつ、真心込めて仕事を継続すれば陰陽もまた変わるのも真実です。
お互いに嫌い合う人達が10年したら仲良く仕事しているのを見たことがあります。人の世は、面白いものです。
日々の仕事では、誠が大事です。誠は、真心。怠惰や横着な態度での仕事は、道から反れます。至誠のみが天を動かすのが真実です。

「誠は、自ら成るなり。そして道は自らを道びくなり。誠は、物の終始、誠ならざれば物無し。」

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