教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

理論化作業に突入

2005年06月04日 22時39分02秒 | Weblog
 今日は、昼過ぎに登校=登研究室。遅い。
 今までしばらくの間、研究の理論化を行うため、社会学の成果(主に社会システム理論)をカジってきました。だいたいまとまってきたので、本日、来週火曜の特研(ゼミ)に出すため、レジュメを書き始めました。もちろん、そのままでは社会を分析するという社会学の研究になってしまうので、教育史研究・教育学研究である(はずの)私の研究の中に組み込んでいかなくてはなりません。組み込むにも、その理論の目的・定義・原則・限界などをねつ造してしまってはいけないので、注意が必要です。
 しかし、自分の中では社会学を利用する今回の部分は、すでに掴んだものがあります。もちろん社会学だけで博士論文を理論化するつもりはないので、まだまだやらなくてはいけないことがある。こちらも掴んでいるものがありますし、あとは書き上げるだけ。まあ、OK出るかどうかは微妙なところですがね。
 ただ、書き上げる、この行為が最も難物なのである。書いたり削除したり、構成を直したり、これらの行為が最も難しいのだ。さらに、私には怠け癖という天敵が… 気合を入れなければ!
 しかし、適度なリフレッシュの時間も必要。特に、気がおけない人と話をするのは、たとえ何でもない話であっても、よっし頑張るぞ!という気持ちが盛り上がってきて、とてもよいリフレッシュ効果がある。睡眠時間も必要。破裂してしまわないようにね。この緊張と弛緩の調整をうまくやれるかかどうかが、忙しいときを乗り切るポイントであろう。
 
コメント (2)
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