教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

今が支え時、頑張り時

2015年04月04日 22時47分15秒 | Weblog

 4月1日から怒濤の毎日でした。今年度は、100名を超える1年生のチューター主任を拝命しました。大変だけど、やるからにはやるよ!(-_-)

 2日は入学式と会議。入学式に一人も欠席なく全員出席、という地方中小大学の関係者なら驚くであろうことが起こりました(笑)。新入生たちは、それほど浮ついた感もなく、なかなか緊張感のある落ち着いた印象です。いい感じ。

 3日は朝から夕方までガイダンス。仕事を把握するので精一杯で、役割分担は二の次になってしまい、一人で立ち回っている状態。こりゃいかん。丸投げしてもいけないし、自分で抱え込んでも意味がない。自分で働くのは問題ないけど、他人を使うのはとにかく苦手。あー、やっぱりこれが今の私の発達課題なんだなぁ。
 ちょっと時間がとれそうだったので、自己紹介ゲームを取り入れて、絡み合う集団活動をしかけていく。それとは別に、けがの功名でしたが、班の交流も始まりました。仕掛け方や環境構成など自分の中ではいろいろ課題は残るけど、学生たちが互いに絡み合いながら生き生きと活動を始めました。いい感じ。

 本日も朝から夕方までガイダンス。学生も同じく朝からなので、もう少し早く出勤しないと十分に対応してやれないので、苦手な早起きを心がけています。慣れない仕事に準備に手間取り、夜中まで働いているので、ちょっとつらいですが、いつものようにダラダラしているより妙に元気です。
 最大の難関、履修指導に突入しました。案の定、つまづきの嵐。これを乗り越えれば、あとは学生たちが自分で歩き始めます。ここが支え時!

 出会って3日経ち、ちょっとずつ一部の学生たちの顔や特性が見えてきました。お互いにゼロからの関係づくりなので、二人三脚で一緒に前に足を踏み出して、一歩二歩よたよたと歩いて行く感覚。この感覚が一年チューターの醍醐味だ、と私は思います(笑)。
 毎日いろいろなことが起きて、時間配分が大幅に狂うのが困りもの。でも、学生たちが自分たちで考え、適切に動き始めれば、私の表だった出番はほとんどなくなります。毎日汗だくで働いております。ここが頑張り時!

 
 入学式当日の早朝

 
 入学式当日の旧正門近くの桜
 (先日の春の嵐でだいぶ散ってしまいました)

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