教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

日本を離れる友人

2006年08月21日 20時56分07秒 | Weblog
 今日は午前起き。昼から人に会うので、午前中に起きる。人に会うので、車で登校。歩くと汗びっしょりになるので。
 昼に会った人とは、一昨年私の師匠のS先生の下で研究指導を受けていたイギリス人の友人Mくん。この度無事博士論文を提出し、ついに日本を離れることになったので、そのお祝いと送別を兼ねて、私から食事に誘いました。Mくんは昨年から別の先生に指導を受けることになって、ほとんど会うことはなくなり、最近では時々キャンパス付近で会うことはあったけど、立ち話になってしまい、あまり話すことはできませんでした。だから、一度ゆっくり話したかったのです。
 そして、Mくんには大きな借りがある。2年前、S先生に連れられて中国の杭州に行ったとき、ホテルの部屋のルームメイトだったのがMくんでした。年齢の上ではMくんの方が2つ上なので、私は最初は目上に対する姿勢で接していたのですが、Mくんはそんなに歳は違わないのだから友人のように接してくれと言ってくれました。また、Mくんはイギリス人ですから英語はペラペラ、そして中国にいたこともあるので中国語もペラペラ。私はS先生に連れられて行っただけなので、まったく英語も中国語もしゃべることも理解することもできず、Mくんにたくさんお世話になりました。ですので、どうしても送別会をしたかったのです。
 久しぶりのため話できるかな、と心配しましたが、時間を忘れて話ができました。Mくんは熱心なキリスト教徒で、9月から台湾へ行き、そしていつかは東南アジアへ行って、聖書の勉強を続けるそう。もうすぐ日本を離れるということなので、ちょっと寂しい気がしました。
 2時過ぎに研究室へ戻って研究にとりかかる。先に昨日書いた参考文献一覧を修正し、その後、論文(4)の修正にかかる。ようやくひと通りできあがり。後は「はじめに」「おわりに」と本文の内容を調整していくだけ。順調であります。
 今日はまたも雷雨。 前ほどではありませんでしたが。
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4 コメント

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黄砂 (白石)
2006-08-23 09:40:04
 実際の場にたつと、その単語が出ないんですよね~ 今はとても外国語を勉強する時間はありませんが、博論が終わったら必ず始めるぞー。

 巧い叙述にかかれば、黄砂も美しい自然現象なんですね~。今度時間があるときに読んでみます。黄砂といえば、数年前に日本海側の友人の家に行ったとき、外にあった物が砂に埋もれていた様に驚いたことを思い出しましたよ(^_^;)。
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ですね。 (kissmint)
2006-08-22 17:32:52
 「語学」そうなんですよ。私みたいに厚かましいと、ジェスチャーと単語で何とか誤魔化そうとしますが(^^;

 黄砂は、日本に居ても被害を被ったりしますが、最近読んだ浅田次郎さんの「珍妃の井戸」に、黄砂の様が描かれていましたが、小説自体が感動的な内容だったので、黄砂までも美しく感じてしまいました。
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杭州 (白石)
2006-08-22 15:15:55
 2年前の4月に行った中国杭州は、いい思い出ばかりではありませんでしたが、いろいろ目を開かされました。何といっても、日本とはなんでもかんでも規模が違う。河も平野も建物も。また、山をほとんど見なかったので、日本って全体的に山国なんだな~と実感しました。杭州は有名な観光地だけあって、非常にきれいでした。清湖のほとりに作られた公園は、夜に行くと真っ白な照明が雪みたいですばらしかったです。唯一残念だったのは、黄砂で遠くの見通しがよくなかったこと。

 海外にはまた行きたいですが、その前に語学の勉強をしなくては…
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送別会 (kissmint)
2006-08-22 12:56:58
 大切な友情をMさんと深める事ができて、よかったですね。人生何が大切かって、友達もその大事なひとつですよね。まずは慶賀です!

 中国の杭州にご同行されたとの事。いかがでしたか?海外を経験されるとまた、視野が一段と広くなったことと思います。これからも機会があれば、ドンドン見聞して頂きたいと思います。そう言えば私、久しく海外には行ってないな~(TT)
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