教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

早起きと人間研究

2005年06月22日 08時24分49秒 | Weblog
 今日はひさしぶりに早くに目が覚めました(5:30)。ので、久しぶりに学校まで徒歩で行こうと思い、7:00に家を出ました。最近運動不足で、体がダルくなっていたのもあるし。
 写真は、通学路(笑)の道ばたにある、私有地内(笑)の植木です。若い葉が朝日に映えて、明るいきれいな緑に輝いていたので、ちょっと撮ってみました。しっかし、梅雨だというのに雨がほとんど降りませんねー。

 50分ほどで学校に着いた後、いつもお世話になっているK大のS先生のブログを見ていると、興味深い記事がありました。歴史研究と社会学的研究の関係について、です。このテーマは、私も以前から興味があります。この二つは、まったく相容れない方法ではないと私は思います。どちらも人間を研究対象とするのですから。その前提の上で、問題は、S先生のいう歴史研究上の「没価値的、似非社会学的研究」なのでしょう。S先生がどのような意味で用いているのか少しわかりにくいところがありますが、文字と経験と偏見から勝手に類推してみると、人間を人間として見ず、数字や非人間的人間(私の造語です。「要素」としてしか人間を見ない、とか)としてしか見ない研究、といったところでしょうか?このような「没価値的、似非社会学的研究」は人間の研究ではあり得ず、もちろん歴史研究のみならず、社会学的研究としても価値のないものになってしまうのではないかと思います。
 なんぞと、えらそうなことを言ってみたり。
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