教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

愛知にて学会参加と資料収集

2007年05月20日 23時55分55秒 | Weblog
 今日は名古屋大学で全国地方教育史学会に参加してきました。
 寝台列車で名古屋駅についたのが、午前5時。学会開始は午前9時半だったのですが、名古屋は大都市だからどこか24時間営業の店があるだろうと勝手に思って、心配していませんでした。ただ、名古屋大学の周辺には思った以上にお店がなく、完全に誤算でした。コンビニはあったので朝食を買い、名大内の公園のようなところで食べる。犬の散歩や体操をしている人が大勢いて、一般的な公園をイメージする、大学キャンパス内とは思えない場所でした。写真は朝食を摂りながら撮った写真。学会の午前中は、個人の研究発表でした。発表内容は、S氏の函館商業学校研究、Y氏の千葉県学務当局の自由教育運動への姿勢に関する研究、K氏の広島中学校研究など、興味深いものでした。午後には実業教育に関するシンポジウムがあり、参加したかったのですが(開始直前まで迷って会場をウロウロしていた(苦笑))、別の用事を優先して参加を断念。
 別の用事とは、愛知県図書館での資料収集(コピー)でした。事前に連絡をとったところ、「分量が多いので一日では終わらないと思います」と言われてしまったので、多めに時間をとりたかったのです。愛知県図書館では、図書館の司書さんの協力やコピー機の利用者が少なかったおかげで、無事、目的の資料をすべて複写し終わりました。ありがとうございましたm(_ _)m。シンポジウムに参加していたとしたら、完全に間に合いませんでした。この資料は、今すぐには使わないと思いますが、私の知る限り、他の図書館にはないので、いいものをとってきたと思います。旅費の工面が難しい今、愛知に来ることはなかなかないですし。
 その後、名古屋駅で、同じ研究室出身のS先輩と合流し、一緒に東広島へ帰る。先輩はシンポジウムに参加していたのですが、なかなか「熱い」内容だったことを聞き、少し残念に思いました。
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