教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

事前にご確認を

2005年08月03日 23時55分55秒 | Weblog
 東京三日目。今日もゆっくりホテルを出ました。今日の用務先は東京大学です。
 今日は東京大学教育学部図書室の資料が目当てでしたので、赤門を通って東京大学教育学部棟へ。図書室は教育学部4Fにあり、前に来たときに入室について結構厳しかった記憶があったので戦々恐々として階段を上がっていきました。すると階段を上っていく目の前に「本日休み」の文字が… つい、えーっという声が出てしまいました。よく見ると、今年から毎月第一水曜日は休室とか。はらら、事前に確認すべきでした。
 しかたないので、別のところに行くことにしました。まあ、もともと教育学部図書室以外に行こうと思っていたところがあったので、あまり問題ではなかったので。また明日以降にわざわざ東大に来ないといけないので、面倒ですが。で、次に移動したところは、写真のところ。地方の研究者が東京へ出てくる一つの理由にもなる、この道では有名な場所でもあります。
 ここ、正式名称が非常に長いです。すなわち、「東京大学大学院法学政治学研究科附属近代日本法政史料センター」です。通称(というより旧名?)「明治新聞雑誌文庫」といい、明治期以降の新聞雑誌が集められた文庫です。昭和2(1927)年、宮武外骨・吉野作造などが尽力して、瀬木博尚の寄附金を本に東京大学法学部付属施設として成立した、古い歴史を持ちます。東大はずいぶん古い建物がそのまま使われていて、この施設も歴史ある見栄えですよね。
 この文庫には教育関係の雑誌も所蔵しており、特に様々な地方の教育雑誌が一所に集められているのが特徴的です。ここに所蔵されている地方教育会の雑誌は、今まで何度も見に来ました。今回も見ようかと思ったのですが、この施設も閉架式の上に管理が厳しくて、いくつもの種類の雑誌を出庫して貰うのは面倒なので、今回はやめました。特にさしせまった用事もなかったので。今日は復刻版が出されていない教育雑誌『教育界』(金港堂)をコピーしていました。結果的に、主に写真ばかりになってしまいましたが(笑)。
 その後、ホテルに帰ってしばらく時間を潰していました。夜、中学・高校と同じ学校でよく遊んでいた友人と会い、酒を飲みながら話をしました。彼は来年入籍することになったそう。おめでたう! お相手ともお会いしましたが、「あー、私たち結婚しますって言われたら納得するわー」という感じがしました。いやしかし、同級生だったわけですから彼とは年齢も同じですが、同じ年の友人が結婚していくのを見ると、「もうそんな歳になったのかー」と感心?します。特に焦りはしませんがね。私の理想の相手は、フィーリングが合って、私を支えてくれる人がいいなぁ。まあ、私の理想などどうでもイイね
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東京二日目 | トップ | 池袋→本郷→横浜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事