教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

波乱の中での新年度の幕開け

2020年04月01日 23時55分00秒 | Weblog
 感染症対策の打合せ等のため、3月の日中はほとんど時間がなくなってしまいました。行事もなくなったり、縮小になったりして予定が空白になったところもありましたが、その一方で、それらの判断や代替措置、今後の見通しなどの打合せなどによって、研究や授業準備に使おうと思っていた時間がゴリゴリ削られていく日々を送っておりました。
 そんなこんなで、本日より2020年度が始まりました。感染症対策関係はまだまだ続きます。休校措置や行事中止・延期が連日決まっていく中で、学校関係者の中には「暇だ」という(と思っている)人もいるようです。本当に暇なのであれば、この際、教材研究や教育研究などにじっくり取り組んでほしいです。学校の教員なら単元の一つ、授業の一回でも、胸を張ってできるものを作って(増やして)みてはどうでしょうか。無駄に過ごさないようにしたいものです。

 入学式中止を決めた大学は増えてきました。うちの入学式も中止になりましたが、代わりに、どうやって新入生を迎え入れ、大学生になる過程の支援をしていくか、関係者で頭と心を絞っています。どうなるにしても、新入生の皆さんに会えることを、教職員みな心待ちにしています。
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